2026年10月19日、板橋区仲宿に「コメダ珈琲店 板橋仲宿店」がオープンしました。


場所は旧川越街道沿い、ライフ仲宿店の向かい側。以前は「モリバコーヒー」があった場所です。


オープン当日は朝7時に開店。開店を待ちわびた多くの人が行列をつくり、なんと入店まで1時間以上待つほどの人気ぶりでした。


多くの人が待ち望んでいたコメダのオープン。ところが、今回の板橋仲宿店は、ただ新しいお店ができたというだけではありません。注文や会計の仕組みに新しい試みを取り入れた、注目の店舗なのです。
モリバコーヒーからコメダ珈琲店へ


新しくオープンした店内は、以前のモリバコーヒーとは雰囲気が異なります。

調理場の位置は、以前の左手から右手へと移動。座席は縦長のレイアウトになった印象で、一人でも利用しやすいカウンター席も豊富に設けられています。

一人でコーヒーを楽しみたいときから、友人との待ち合わせ、買い物途中の休憩まで、さまざまな使い方ができそうです。

仲宿の街に新しく加わったコメダ珈琲店。これから地域の人たちにどのように親しまれていくのか、楽しみです。
コメダなのに先注文・先会計?

今回の板橋仲宿店で特に注目したいのが、注文と会計の仕組みです。

従来のコメダ珈琲店といえば、席に着いてからスタッフに注文し、コーヒーや食事を楽しんだあと、帰りにレジで支払うスタイルが基本でした。

ところが、板橋仲宿店では、まずレジカウンターで注文し、その場で会計を済ませます。その後、店内の席でくつろぎ、商品はスタッフが席まで運んでくれます。
注文と会計を効率化しながら、商品を席まで届けるサービスは維持する。これまでのコメダとはひと味違う、新しい店舗スタイルです。
さらに、コメダ初となる電子コーヒーチケットも試験導入。これまでの店舗運営を見直す取り組みが始まっています。

板橋仲宿店は、コメダが進める「コメダ式DX」の実証店舗です。
DXというと、デジタル技術を導入して便利にするイメージがありますが、今回の取り組みは、注文から会計までの流れを変えることで、店舗運営の効率化を目指すものといえそうです。

お客さんにとっては、注文と会計を先に済ませてから、席でゆっくり過ごすスタイル。こうした仕組みが今後、ほかのコメダにも広がっていくのでしょうか。
コメダ珈琲店の歴史を振り返る

コメダ珈琲店は、1968年に名古屋で創業した喫茶店です。
名古屋の喫茶文化を背景に、ゆったりと過ごせる空間やボリュームのあるメニューで人気を集め、全国へと店舗を広げてきました。
その歩みを年表にまとめました。
| 年 | 出来事 |
|---|---|
| 1968年 | 名古屋市で「コメダ珈琲店」を創業 |
| 1977年 | 看板メニュー「シロノワール」が誕生 |
| 1993年 | 株式会社コメダを設立し、フランチャイズ展開を本格化 |
| 2003年 | 関東地方に初出店 |
| 2007年 | 東京23区に進出 |
| 2016年 | コメダホールディングスが東京証券取引所に上場 |
| 2019年 | 全国47都道府県への出店を達成 |
| 2023年 | 国内店舗数が1,000店に到達 |
| 2026年 | 板橋仲宿店で先注文・先会計を取り入れたDX実証を開始 |
名古屋の一喫茶店から、全国で知られる喫茶店チェーンへと成長したコメダ。看板メニューのシロノワールをはじめ、ゆったりとくつろげる空間づくりが、多くの人に支持されてきました。

そんなコメダが今回取り組むのは、注文や会計の仕組みを変える新たな挑戦です。
これまで大切にしてきた喫茶店としての魅力を残しながら、時代に合わせて店舗運営を変えていこうとしています。
ロードサイド型の店舗も魅力


コメダといえば、ロードサイドの店舗を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。


例えば、駐車場が広く、カントリー調の建物が印象的なコメダ珈琲店四葉店。車で立ち寄りやすく、ゆっくりとコーヒーを楽しめる店舗です。


浮間舟渡公園にある店舗も広々としており、公園のお散歩にピッタリです。

一方、今回の板橋仲宿店は、旧川越街道沿いという街なかの立地。買い物や用事の途中にも立ち寄りやすい場所です。
同じコメダ珈琲店でも、ロードサイド型と街なか型では、利用する場面や店内の雰囲気が異なります。
そして今回の板橋仲宿店では、立地や内装だけでなく、注文・会計の仕組みまで新しくなりました。
コメダの新しい挑戦に注目!

オープン初日から1時間以上の待ち時間ができるほど、多くの人が注目した板橋仲宿店。

長年親しまれてきた「席で注文し、帰りに会計する」というスタイルから、先注文・先会計へ。効率化を進めながらも、商品を席まで運ぶサービスを残しているところに、コメダらしさが感じられます。
1968年の創業から全国へと広がってきたコメダ珈琲店。今回の板橋仲宿店は、これまでの喫茶店の魅力を守りながら、新しい店舗のあり方を探る実証店舗です。

この新しいスタイルは、今後ほかの店舗にも広がっていくのでしょうか。

1時間待ちの行列で始まった板橋仲宿店。地域の新しい喫茶店としての定着とともに、コメダのDXへの挑戦にも注目していきたいと思います。
コメダ珈琲店 板橋仲宿店

- オープン日:2026年10月19日
- 所在地:東京都板橋区仲宿56-16 日神パレステージ板橋仲宿1階
- 特徴:先注文・先会計、商品はスタッフが席まで提供、電子コーヒーチケットの試験導入








