東京都北区赤羽北に鎮座する「袋諏訪神社(ふくろすわじんじゃ)」。


2026年10月10日(土)・11日(日)に例大祭が開催されます。

かつての袋村の鎮守として地域の人々に親しまれてきた袋諏訪神社。室町時代にさかのぼると伝えられる歴史や、境内にかつてそびえていた御神木「袂杉(たもとすぎ)」の伝承など、地域の歴史を今に伝える神社です。


今回は、袋諏訪神社の由緒とともに、例大祭に向けて知っておきたい見どころをご紹介します。
袋諏訪神社とは?|室町時代から続くと伝わる歴史



袋諏訪神社は、東京都北区赤羽北3丁目に鎮座する神社です。かつての袋村の鎮守として、地域の人々から信仰を集めてきました。


寺伝によると、応永3年(1396年)、近隣にある真頂院の初代住職・秀善和尚が、信州(現在の長野県)の諏訪大社から御分霊を迎えたことが始まりと伝えられています。


長い年月にわたって地域の信仰を受け継いできた、赤羽北の歴史を語るうえで欠かせない神社です。

袋諏訪神社の基本情報


- 名称: 袋諏訪神社(ふくろすわじんじゃ)
- 所在地: 東京都北区赤羽北3-1-2
- 御祭神: 建御名方命(たけみなかたのみこと)
- アクセス: JR埼京線「北赤羽駅」から徒歩約6分
神社に伝わる名木「袂杉(たもとすぎ)」


袋諏訪神社の歴史を語るうえで、ぜひ知っておきたいのが、かつて境内にあった御神木「袂杉」です。
着物の袂に入れて運んだ杉の苗

伝承によると、創建者とされる秀善和尚は、信州の諏訪から杉の苗木を2本、着物の袂(たもと)に入れて持ち帰ったといいます。
その苗木は神社の前後に1本ずつ植えられました。そのうち1本は早くに枯れ、残った1本が大きく成長して、長く御神木として親しまれたと伝えられています。
1961年に伐採された御神木

長年にわたって神社を見守ってきた袂杉ですが、傷みが進んだため、1961年(昭和36年)に伐採されました。
現在も、直径約133センチに及ぶ切り株が社殿裏に保存されています。


杉そのものは失われましたが、切り株と伝承を通じて、かつての神社の風景や地域の人々の信仰を今に伝えています。

例大祭で神社を訪れる際には、こうした歴史にも思いを巡らせてみてはいかがでしょうか。
2026年10月10日・11日開催!袋諏訪神社の例大祭

2026年の例大祭は、10月10日(土)・11日(日)の2日間に開催される予定です。

例大祭は、神社の御祭神に感謝を捧げ、地域の繁栄や人々の平穏を願う大切な行事です。

袋諏訪神社は、かつての袋村の鎮守として地域の暮らしとともに歩んできました。例大祭は、そうした地域の歴史や人々のつながりを感じられる機会でもあります。

当日の神事や神輿、露店などの実施状況については、事前に神社や地域の案内をご確認ください。
まとめ|歴史と伝承が息づく赤羽北の神社へ

袋諏訪神社は、1396年に創建されたと伝えられる、赤羽北の歴史ある神社です。
信州から持ち帰った杉の苗にまつわる「袂杉」の伝承や、現在も残る巨大な切り株など、境内には地域の歴史を感じさせる物語が残されています。


2026年10月10日(土)・11日(日)の例大祭をきっかけに、神社の歴史や赤羽北の地域文化に触れてみてはいかがでしょうか。
袋諏訪神社
所在地:東京都北区赤羽北3-1-2
※例大祭の開催内容や時間などは、最新の案内をご確認ください。




