タワマン建設に伴い解体予定の高島平団地33街地周辺を巡ってみました。高島平団地の今を記録しておきます。
高島平2丁目33番街


団地の地図がありました。7棟の建物からなるマンション群なのですね。



団地の様子




33番街の中心にお山の公園があります。高度成長期は多くの子どもたちでごった返していた公園ですが、今はポツポツとこどもがいる感じです。
遊具




お山の公園以外にも子供向けの遊具がたくさんあります。

踊り場はバドミントンコートになったりしていました。



遊具は所狭しと置いてあります。分散されて遊具があるのは、みんなで仲良く遊ぶための工夫ですかね。
中央商店街



マツヤさんはいつもお客さんで賑わっています。特にオープン直後は激安バナナやちょっと傷んだ果物などが激安で提供されるので飛ぶように売れていきます。海外の方も多く、お客さんも中国や東南アジアの方々も多くなってきている印象です。



ちばやさんも昔ながらの惣菜屋さんです。団地に住む方々も高齢化してきてお惣菜に頼る方も多かったりするので、ライフライン的な役割もあります。

壱番街と広場


壱番街と広場の写真です。高島平駅の目の前なので高島平の一等地ですね。東武ストアやマルゴ青果などが軒を連ねています。

マルゴ青果は西高島平のトラックターミナルなどから野菜を仕入れており、市場からは運ばれてきた野菜が高島平価格で提供されています(板橋区内でも随一の価格です)。




素敵な銅像や時計台があったりしますし、駅直結の歩道橋もあります。こちらの歩道橋は付け替えられてタワマンにつながることになるのでしょう。
鳩の襲撃

鳩に襲撃されました。たぶん餌をもらえると勘違いして我先にと集まってきたのだと思いますが、100羽近い鳥に囲まれて死ぬかと思いました。
老朽化


半世紀以上が経った建物ですから、よく見ると古いな〜という印象です。耐震工事やバリアフリー化もしているようですが根本的な対応が必要なのかもしれません。
イーストサイド商店街


33番街からはすこしはなれるのですがか、高島平1丁目の近くにはイーストサイド商店街があります。利研ジャパンさんが一角を占めてます。昔はもう少しこじんまりした雑貨屋さんだった気がするので、事業が大きくなっているのですね。




日本食の定食屋もありますが、中国や韓国、東南アジア食材を扱うお店も軒を連ねています。最近は高島平団地は様々な国籍の方が住んでいる印象です。

ここは高島平1丁目と2丁目の境となる道路です。みんながあまりにも信号のないこの場所を往来するので厳重にガードされています。
プロムナード




プロムナードも計画では新しく整備されるようです。木が大きくなって鬱蒼としている印象もありますし、数年前の台風では木が倒れた関係で三田線が運行休止になったりと色々あったので、再整備ということでしょうか。
高島第七小学校



高島第七小学校の跡地になります。校舎はすっかり老朽化してしまいました。



校庭は開放されているようで子どもたちが遊んでいました。野球やサッカーができる場所が限られているので、結構重宝します。


閉校や校庭解放の通知が掲示されています。



高島第七小学校は団地の生徒数が増加したため作られたこともあり、すぐそばに高島平第5小学校がありますし、医師会病院や赤塚公園があります。写真にはないですが、消防署や郵便局もあります。改めて見るとタワマン周辺はインフラが整っていて住みやすそうですね。