【大衆食堂】創業60年の歴史とロケ地の聖地!「かしを食堂」の肉厚イカ&アジフライに胃袋を掴まれる

三園の静かな住宅街に佇む名店

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板橋区三園、旧白子川緑道沿いを歩いていると見えてくる一軒家。そこが今回ご紹介する「かしを食堂」です。

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ここは地元の定食屋さんとしての顔だけでなく、実はドラマや映画のロケ地の聖地としても有名。三園エリアでは「みその幼稚園」と並び、数々の名シーンが生まれてきた場所なんです。

昭和の温かみを感じる店内

一見すると普通の民家のような入り口ですが、引き戸を開けると驚くほど広々とした空間が広がっています。

  • カウンター: 8席
  • テーブル席: 4人掛け×2卓
  • 座敷: ゆったりと過ごせる小上がり

お昼時にお邪魔しましたが、店内はほぼ満席。ご主人が「お茶とお水、どっちにする?」と気さくに声をかけてくれる、アットホームな雰囲気が心地よいです。

圧倒的ボリューム!「イカ&アジフライ」の実力

肉豆腐や生姜焼きといった魅力的なメニューの中から、今回はお品書きの筆頭にある「イカ&アジフライ」をチョイスしました。

厨房から聞こえてくる油のパチパチという音に期待を膨らませて待つこと5分。運ばれてきたのは、想像を超えるボリュームの一皿でした。

  • アジフライ: 普通のお店の倍以上はあるかという肉厚さ。
  • イカフライ: 食べ応え抜群の弾力。
  • タルタルソース: 卵のコクがしっかりありつつ、後味はあっさり。これがフライの旨味を引き立てます。
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ご飯も「盛り」が良く、奥さんが「ご飯多くないですか?」と心配してくださるほど。具だくさんの味噌汁とたっぷりの野菜も付いて、お腹も心もパンパンに満たされます。

創業60年、タクシー運転手の活気から住宅街の憩いの場へ

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お忙しい中、ご主人からお店の歴史も伺うことができました。

かしを食堂の歩み 1966年(昭和41年)創業。2026年でちょうど60周年を迎えます。

先代がオープンした当時は、周りは住宅街ではなく見渡す限りの畑。そして、今よりもずっとタクシー会社が多かったそうです。

「早く飲ませろー!」と、朝6時からシャッターを叩く夜勤明けの運転手さんたちで賑わっていたというエピソードからは、当時の三園の活気が目に浮かぶようです。

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現在は二代目の苅和賢司さんと妻の果林さんがその暖簾を守っています。以前は三園に2店舗あったそうですが、現在はここ旧白子川緑道沿いの店舗に集約。風景は変わっても、代々受け継がれる味と温かい交流は変わりません。

聖地巡礼も楽しめる「ロケ地」の顔

「かしを食堂」は、数々の有名作品に登場しています。

  • 『きのう何食べた?』(西島秀俊さん出演)
  • 『イノセンス 冤罪弁護士』(十勝屋として)
  • 『記憶捜査3』(おふくろ食堂として)
  • 『特捜9 season5』 など

作品ファンの方は、どの席に誰が座ったのかを想像しながら食事を楽しむのも一興です。

店舗情報

  • 住所: 東京都板橋区三園1-25-4
  • アクセス: 都営三田線「西高島平駅」徒歩約11分
  • 営業時間: 11:30〜13:30(L.O.13:00) / 17:00〜20:00(L.O.19:30)
  • 定休日: 日曜日
  • Instagram

三園の歴史と共に歩み、ドラマのワンシーンのように温かい「かしを食堂」。お腹を空かせて、ぜひ一度暖簾をくぐってみてください。


今回の取材のこぼれ話

運ばれてきた瞬間は「食べきれるかな……」と不安になるボリュームでしたが、美味しさのあまり気づけばペロリと完食。ご主人と常連さんの「最近どう?」なんて会話をBGMに食べる定食は、最高のご馳走でした!

この記事を書いた人

なりチャン

なりますチャンネルは、成増をベースに東京の城北エリア(板橋・練馬)の地域情報を地元目線でリアルタイムにお届けしていきます✉「子どもたちが地域の方々と触れあい、地域をもっと好きになってほしい」という想いで2022年頃に始めました。月間55万PV(2026年1月)。