東京都板橋区小豆沢の環状8号線沿い。地域住民の生活を支えてきた大型商業施設に、いま大きな転換期が訪れています。
2010年の誕生から親しまれてきた「セブンタウン小豆沢」が、2026年10月9日から「Comrie(コムリエ)小豆沢」へと生まれ変わります。
かつてスポーツ施設だった「小豆沢ガーデン」の時代から、度重なる核店舗の交代、そして今回の新ブランド化に至るまで、この場所の約20〜30年の歴史を紐解きます。
1. 前史:かつてこの場所には「小豆沢ガーデン」があった

現在の賑やかな商業地としての姿からは想像がつかないかもしれませんが、かつてこの敷地には環状8号線沿いのスポーツ施設「小豆沢ガーデン」が存在していました。
その跡地をセブン&アイグループが開発し、2010年に近隣型商業施設(NSC)として新たな歩みを始めることになります。
2. 2010年:「セブンタウン小豆沢」の誕生と地域密着の理念

小豆沢ガーデンの跡地をセブン&アイグループが大規模開発し、2010年11月27日にオープンしたのが「セブンタウン小豆沢」です。
- コンセプト: 半径3km圏・約42万人(21万世帯)の商圏を想定した近隣型ショッピングセンター(NSC)。
- 初期の主要テナント: イトーヨーカドー食品館、ビバホーム、ユニクロ、無印良品、アカチャンホンポ、ABCマート、サンドラッグ、TSUTAYA、くら寿司など、17店舗でスタートしました。
- 環境への配慮: 敷地内には約772本の植栽を行い、小豆沢公園と一体となった緑のある環境づくりも計画されていました。
単なる「お買い物スポット」にとどまらず、地域の生活拠点として華々しいスタートを切りました。
3. 激動のテナント変遷:ヨーカドーからヨークマート、そしてビバホームの交代

オープンから年月が経つにつれ、時代の変化に合わせてテナントのバトンタッチが行われていきます。
- ① 食品核の交代(2018年):開業当初から核店舗だった「イトーヨーカドー食品館小豆沢店」が2018年1月21日に閉店しました。その跡地には同じセブン&アイグループの食品スーパー「ヨークマート小豆沢店」が同年3月28日にオープン。その後、現在は「ヨークフーズ with ザ・ガーデン自由が丘」が食品スーパーとして営業を担っています。
- ② ホームセンターから家電量販店へ(2024年):開業からの主要テナントだった「ビバホーム板橋小豆沢店」が2024年5月12日に閉店。その跡地には、2024年7月5日に「ヤマダデンキ テックランド板橋小豆沢店」がオープンしました。
4. 2026年、新章へ:「Comrie(コムリエ)小豆沢」へのリニューアルと新規テナント

そして迎える2026年10月9日、「セブンタウン小豆沢」はセブン&アイグループが展開する新しい地域密着型商業施設ブランド「Comrie(コムリエ)」の第1号施設として、「Comrie小豆沢」へ生まれ変わります。
今回のリニューアルでは、日々の暮らしに密着した機能や利便性がさらに強化され、注目の新規テナントやリニューアルが順次展開されます。
- 【新規・リニューアル店舗のスケジュール】
- 2026年10月2日: 『買取大吉』がオープン。
- 2026年10月9日(リニューアル当日): 『眼鏡市場(Comrie小豆沢店)』が新しくオープンするほか、既存の『サンドラッグ』が売場を拡大してリニューアルオープン。
- 2027年春: カフェやファストフードなどの滞在型業種を含む4店舗の導入が予定されており、買い物の合間にゆったりと過ごせる空間づくりが進められます。
名称の変更だけでなく、食品や日用品の充実に加え、人々の憩いの場としての機能もアップデートされるのが今回の大きな特徴です。
📌【まとめ】小豆沢の土地の歩み(年表)
| 年月 | 出来事 | 出典・参考 |
| 〜2000年代 | スポーツ施設「小豆沢ガーデン」として営業 | |
| 2010年11月27日 | セブンタウン小豆沢が開業 | |
| 2018年 1月21日 | イトーヨーカドー食品館小豆沢店が閉店 | |
| 2018年 3月28日 | ヨークマート小豆沢店がオープン(現在は「ヨークフーズ with ザ・ガーデン自由が丘」) | |
| 2024年 5月12日 | ビバホーム板橋小豆沢店が閉店 | |
| 2024年 7月5日 | ヤマダデンキ テックランド板橋小豆沢店がオープン | |
| 2026年10月 2日 | 買取大吉がオープン | |
| 2026年10月 9日 | 「Comrie小豆沢」へリニューアル、眼鏡市場オープン、サンドラッグ拡大リニューアル | |
| 2027年春(予定) | カフェ・ファストフードなどの滞在型業種を導入 |




