歴史ある校舎が未来へ!赤塚小学校で進む「長寿命化工事」と約150年の歩みを振り返る

2026年9月、板橋区立赤塚小学校の前を通ると、これまで建物を覆っていた足場が外れ、改修が進む校舎の姿が見えてきました。

仮設校舎を利用しながら工事が進む今、改めて赤塚小学校が歩んできた深い歴史と、現在行われている長寿命化改修について振り返ってみましょう。

明治9年に誕生した2つの学校がルーツ

赤塚小学校の歴史は非常に深く、その始まりは明治時代初期まで遡ります。

学校の公式沿革によると、ルーツとなるのは1876年(明治9年)に開校した2つの学校です。

石成小学校があった清凉寺。
石成小学校の文字が。
  • 1876年(明治9年)6月29日:下赤塚村立「下赤塚尋常小学校」が開校
  • 1876年(明治9年)10月:上赤塚村立「石成尋常小学校」が開校

その後、1891(明治24)年に両校の合併が認可され、翌1892(明治25)年4月1日に「北豊島郡赤塚村立赤塚尋常小学校」として新たにスタートしました。

下赤塚尋常小学校 + 石成尋常小学校

↓(1891年 合併認可)

赤塚尋常小学校(1892年開校)

現在の板橋区立赤塚小学校

「創立130周年」と「150年の歴史」の違い

2021年11月に「創立130周年記念式典」が開催されましたが、これは1891〜1892年の「赤塚尋常小学校」としての成立を基準とした周年です。

一方で、ルーツである1876年の開校から数えると、2026年現在で約150年もの歴史を誇ります。地域に根ざした教育の歴史が、いかに長いかがよく分かります。

成増エリアの小学校へもつながる歴史

成増ヶ丘小学校。

戦後の児童数増加に伴い、赤塚小学校からは新たな学校が分離・開校していきました。

  • 1950年(昭和25年):成増小学校が分離・開校
  • 1956年(昭和31年):成増ヶ丘小学校が分離・開校
成増小学校。

現在、成増地域にある小学校の一部も、もとは赤塚小学校から枝分かれして誕生した歴史を持っています。

「建て替え」ではなく「長寿命化」で次世代へ

現在の鉄筋校舎が竣工したのは1967年(昭和42年)3月。2026年現在で築約59年が経過しています。

ここで注目したいのは、今回の工事が「建て替え」ではなく「長寿命化改修」である点です。

長年親しまれてきた校舎の構造を生かしつつ、設備や学習環境などを現代に合わせて更新し、これからも長く大切に使っていくための改修が行われています。

主な沿革と工事のながれ

年代出来事・公式記録
1876年(明治9年)下赤塚尋常小学校・石成尋常小学校が開校
1892年(明治25年)合併し「赤塚尋常小学校」として開校
1967年(昭和42年)現在の鉄筋校舎が竣工・移転
2021年(令和3年)創立130周年記念式典を開催
2024年(令和6年)11月16日校舎長寿命化工事着工
2025~2027年度長寿命化改修工事を実施

※仮設校舎を利用しながら、2025〜2027年度にかけて改修工事が進められています。

まとめ:改修を経て新しい幕開けへ

足場が外れ、きれいに改修が進む校舎の姿が見えてきた赤塚小学校。

1876年の原点から約150年、1892年の赤塚尋常小学校成立から130余年。そして1967年に建てられた現在の校舎が、長寿命化改修によって次の世代へと受け継がれようとしています。

工事が完了し、新しく整えられた環境で子供たちが伸び伸びと学ぶ日が楽しみですね。

この記事を書いた人

なりチャン

なりますチャンネルは、成増をベースに東京の城北エリア(板橋・練馬)の地域情報を地元目線でリアルタイムにお届けしていきます✉「子どもたちが地域の方々と触れあい、地域をもっと好きになってほしい」という想いで2022年頃に始めました。月間55万PV(2026年1月)。