【成増】昭和の風景が消える「成増マーケット」解体工事に遅れ?現場で判明した思わぬ障壁とは

成増2丁目のシンボル的存在だった「成増マーケット」の解体工事が進んでいますが、ここに来て作業が一時ストップしているようです。

順調だった解体作業が「基礎」でストップ

建物自体の解体は比較的スムーズに進み、更地に近い状態まで漕ぎ着けていた成増マーケット。しかし、現在その足元の「基礎部分」で作業が中断されています。

現場の情報によると、中断の理由は以下の2点にあるようです。

  1. 隣接建物との接合:古い建物特有の構造で、隣接する建物の壁と成増マーケットの基礎が一部で一体化(接合)してしまっている箇所が見つかった。
  2. 境界ブロック塀の老朽化:隣接地のブロック塀が非常にもろくなっており、無理に基礎を解体すると二次被害が出る恐れがある。

「昔の当たり前」が現代の壁に

現在の建築法では考えにくいことですが、昭和中期以前の建物では、隣の家と壁や基礎を共有していたり、境界線が曖昧なまま施工されていたりすることは珍しくありません。

解体して初めて露わになった「昭和の建築事情」が、令和の再開発を阻む形となっています。

今後の見通し

現在は、隣接する建物への影響を最小限に抑えるための補強案や、慎重な工法の検討が行われているものと思われます。

成増ヶ丘小学校のそばにある河口屋の建物の解体に伴いビニールシートが張られていた時期がありました。

成増の歴史を長年支えてきた建物だけに、最後の一片を取り除くのにも細心の注意が必要なようです。地域の風景がどう変わっていくのか、引き続き注視していきましょう。

この記事を書いた人

なりチャン

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