
板橋区西台にある「野菜塾」。ここで毎年この時期に開催されている恒例の「味噌づくり」に、今年も参加してきました!

会場となったのは、野菜塾内にあるビニールハウスの喫茶スペース「Cha.ya」。光が差し込む心地よい空間で、近隣の小学生から大人まで、多くの人で賑わう大盛況のイベントとなりました。
贅沢すぎる!こだわりの素材と「十割こうじ」

今回仕込んだのは、米麹と大豆を同量(1:1)で合わせる「十割こうじ」の米味噌。実はこれ、市販品ではなかなかお目にかかれない最高級品なんです。

素材のラインナップも豪華でした。
- お米: 茨城県産(麹用)
- 大豆: 宮城県産
- 塩: オーストラリア産(海水を塩田に撒いて作る伝統的な製法)

「醸造(醸す)」とは、単なる作業ではなく微生物との共同作業。手に付いている常在菌や、それぞれの家庭に住み着いている菌が混ざり合うことで、世界に一つだけ、「自分の体に合ったオーダーメイドの味噌」に育っていくのだそうです。

根気と愛情を込めた「2時間の仕込み」
11時にスタートし、13時までたっぷり2時間。計8.4kgという大ボリュームの味噌を、以下の手順で丁寧に仕込んでいきました。




塩切こうじ: 麹をよくほぐし、塩とムラなく混ぜ合わせます。



攪拌(かくはん): 煮大豆、塩切こうじ、煮汁を合わせ、根気よく練り込みます。


タル詰め: 空気を抜くために「味噌団子」にしてタルへ投げ入れ、拳でグッグッと体重を乗せて隙間なく詰めていきます。


仕上げ: 最後に「ふり塩」をして、埃が入らないよう蓋をします。
子供と一緒に参加しましたが、大豆を練ったり団子を作って投げ入れたりと、まるで粘土遊びのように楽しそうに作業していたのが印象的でした。
3. これからの半年は「菌」にお任せ

仕込んだタルは自宅へ持ち帰り、ここからは熟成の期間。 直射日光や冷暖房が当たらない場所に置き、日本の四季(冬・春・夏・秋)をしっかり経験させることが大切だそうです。


- 重石の目安: 最初は3.5kgほど(7〜8月は1kg、秋には500g〜1kgと調整)。
- 食べ頃: 2026年10月後半〜11月頃。

「住み込みの菌」「通いの菌」「流れ者の菌」が作用し、毎年違う味に仕上がるのが醸造の醍醐味。10月にどんな色の味噌に仕上がっているか、今から待ち遠しくてたまりません。
おまけ:プロ直伝「美味しい味噌汁」の黄金比

野菜塾で教わった、味噌汁の味がバシッと決まる計量メモです。
- 水: 500cc
- 具: 100g
- 味噌: 35g

出汁は隠し味程度でOK。旨味が先に来ることで、塩分を抑えつつ満足感のある一杯になるそうですよ。
編集後記: 自分で作った味噌でいただくお味噌汁は、格別の安心感があります。板橋の豊かな自然と、地域のつながりを感じる素敵な一日でした。





