東京・練馬の街頭に立ち、地域住民の切実な声に耳を傾ける無所属の岩瀬たけし区議。

その政治姿勢の背景には、幼少期の病気やけが、そして国際協力の現場で、制度のはざまに置かれた人々と向き合ってきた経験があります。

国際協力の専門家として各地で活動した岩瀬氏が、なぜ練馬で政治の道を選んだのか。その歩みと取り組みを聞きました。

病気やけがを経験した幼少期、本が広げた世界へのまなざし

岩瀬区議のHPより引用。

岩瀬氏は1977年生まれ。転勤の多い家庭で名古屋や福岡などで暮らし、幼少期は喘息やけがで入退院を経験しました。

小学生の頃には大きなけがで長期入院も経験しました。入院中の支えとなったのが読書です。ファンタジー作品に親しみ、まだ見ぬ世界への想像力を育んでいきました。

岩瀬区議のHPより引用。

家族の支えもあり、成長とともに体調は改善しました。中学・高校では水泳や登山に打ち込み、少しずつ体力をつけていきました。

人生を変えた南米エクアドルでの出会い

岩瀬区議のHPより引用。

早稲田大学で法律を学び、スペイン語をきっかけに南米エクアドルへ留学しました。

滞在先で出会ったのは、学校に通えず、働かざるを得ない幼い少女でした。

生活の厳しさを目の当たりにし、岩瀬氏は、生まれた環境によって教育や生活の機会が大きく左右される現実に強い衝撃を受けました。

自らが家族に支えられ、学ぶ機会を得てきた一方で、幼い子どもが生活のために働かざるを得ない。その違いを前に、社会の理不尽を見過ごしてはならないと感じたといいます。

この経験をきっかけに、社会の仕組みを変える仕事に生涯をかけて関わりたいと考えるようになりました。

この出会いが、岩瀬氏の人生の原点となりました。その後、中米各地を歩き、地域ごとに異なる暮らしと課題に触れました。

民間企業から青年海外協力隊へ。「自立」を支える経験

岩瀬区議のHPより引用。

大学卒業後は三井化学株式会社に入社し、経理や購買部門で勤務しました。その後、国際協力の現場に関わりたいという思いから退職しました。

青年海外協力隊として中米ベリーズの農村部へ赴任し、地域の暮らしと産業を支える活動に取り組みました。

生活インフラが十分でない地域で、女性や子どもたちの生活向上を目指し、手編みバスケットを生かした地域産業づくりを企画。生産、販売、組織づくりを住民とともに進めました。

商品の販売を通じて、参加した女性たちが収入と自信を得ていく姿に、岩瀬氏は大きな手応えを感じました。

この経験から、支援とは一時的に手を差し伸べるだけではなく、自立につながる選択肢を地域の人々とともにつくることだと学んだといいます。

世界各地で知った「声なき声」と、制度を変える必要性

岩瀬区議のHPより引用。

帰国後、早稲田大学大学院で経営学修士(MBA)を取得。その後、国際協力分野の専門家として、中南米やアフリカなど20か国以上で活動しました。

農業や地域産業の支援に携わり、子どもたちが学びの機会を得ていく姿に力をもらう一方、貧困や教育格差など、個人の努力だけでは解決しにくい課題にも直面しました。

国際協力の現場で活動するなか、岩瀬氏は、期間の限られた事業を地域に根づかせ、成果を持続させる難しさを感じるようになりました。また、本当に困っている人ほど声をあげにくいことにも気づいたといいます。

制度や社会の仕組みに原因があるなら、声になりにくい声を受け止め、仕組みを変える側に回る必要がある。

その思いが、国際協力の現場から地域政治へ向かうきっかけとなりました。

2015年、練馬区議へ。地域にある「理不尽」を変えるために

岩瀬区議のHPより引用。

国際協力の現場で見た課題は、形を変えて地域社会にも存在する。岩瀬氏はそう考えるようになりました。

学校生活や子育て、障がい、外国にルーツを持つ方、生活困窮など、さまざまな事情で制度のはざまに置かれる人の声を政治に届けるため、岩瀬氏は2015年、練馬区議会議員選挙に立候補し、初当選しました。

無所属を選ぶのは、一つひとつの課題に自身で考え、向き合うためだといいます。制度のはざまにある相談や、既存の枠組みでは届きにくい声が寄せられています。

寄せられる相談には、学校生活、ジェンダーや性のあり方、障がい、外国にルーツを持つこと、病気、生活困窮など、さまざまな背景があります。岩瀬区議は、個別の課題から区や制度全体の問題へと拡大して、議会質問や政策提案につなげています。

地域で声を聞き、制度の改善につなげることが、区議としての役割だと考えています。

街頭や地域活動を通じて住民の声を聞くことを、日々の活動の軸にしています。

マイノリティが暮らしやすい社会は、誰にとっても暮らしやすい社会につながる。

国際協力の現場で培った視点を生かし、岩瀬区議は、誰も取り残さない区政を目指して活動を続けています。

立場を超えた対話――開かれた区政を目指して

岩瀬区議のHPより引用。

無所属の議員として活動するなかで、行政や他の会派と考え方が異なる場面もあります。岩瀬区議は、住民の声を政策につなげるため、立場の違いを超えて対話を重ねることを重視しています。

区長や行政とは、立場の違いにかかわらず、個別の政策ごとに是々非々で向き合う考えです。開かれた行政運営と、公平に意見を聴く姿勢を求めながら、必要な連携を進めています。

議会の中で少数意見や声をあげにくい人の立場が見過ごされないよう、丁寧な議論を積み重ねることも欠かせません。

国際協力と地域活動で培った経験をもとに、岩瀬区議は、住民の声が届く開かれた区政を目指して取り組みを続けています。

岩瀬たけし事務所 情報

  • 住所: 〒178-0061 東京都練馬区大泉学園町2-10-1
  • 電話番号: 03-5935-4071
  • 開所時間: 火曜・木曜・金曜 10:30 〜 16:30
  • メールアドレス: iwase.takeshi1[at]gmail.com(※[at]を@に変えてください)
  • X,Instagram, HP

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なりチャン

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