公園や街路樹のサクラなどに深刻な被害を与える特定外来生物「クビアカツヤカミキリ」。遠い地域のニュースと思いがちですが、実は成増・赤塚新町・光が丘公園など、私たちの身近な生活圏でも相次いで確認されています。


春の楽しみであるお花見や、地域の緑を守るためにも、日常の散歩や公園利用の際に少し注意を向けてみませんか?
1. 私たちの身近な場所でも確認されています!
板橋区・練馬区の発表によると、2026年に入り以下の地域でクビアカツヤカミキリが確認されています。
- 板橋区
- 6月:中丸町
- 7月:成増3丁目、赤塚新町2丁目
- 練馬区
- 7月:向山3丁目
- 8月:光が丘4丁目(光が丘公園内)

成増や赤塚新町、光が丘公園は、サクラの木が多く配置され、地域の方々の憩いの場となっています。「遠くの出来事」ではなく、まさに私たちが普段歩いている場所まで入ってきている状況です。
2. クビアカツヤカミキリってどんな虫?

- 見た目の特徴:体長約2〜4cmの大型のカミキリムシ。全体的に黒くツヤがあり、首(胸部)の部分だけが鮮やかな赤色をしています。
- 被害の特徴:幼虫がサクラ、ウメ、モモ、スモモなど(バラ科)の木の内部に入り込んで食べ進めます。食害が進むと枝が枯れ、最悪の場合は樹木全体が枯死してしまうこともあります。
【見つける手がかり】幹や根元の「フラス」に注意!

木の幹や根元から、ミンチ状や細長い木くずのようなもの(フラス:幼虫の排泄物と木くずが混ざったもの)が大量に出ている場合は要注意です。
サクラの木の根元にフラスが溜まっていないか、ぜひチェックしてみてください。
3. 見つけたらどうする?(対応の手順)

クビアカツヤカミキリは特定外来生物に指定されているため、生きたまま持ち運んだり飼育したりすることは法律で禁止されています。
もし成虫や被害と思われる木を見つけた場合は、落ち着いて以下のステップでご対応ください。
- 写真を撮る・状況をメモする
- 発見した日時・詳しい場所(公園名や目印など)
- 樹木の状況(フラスが出ているか、成虫がいたか等)
- 生きたまま持ち帰らない
- その場での拡散を防ぐため、捕まえて別の場所に移動させないでください。
- 自治体(区役所等)へ情報提供する
- 写真や発見場所の情報とともに、板橋区または練馬区の担当部署へご連絡・ご相談ください。
まとめ:みんなの街のサクラを守るために

普段のお散歩やお出かけの際、サクラの木の根元を少し観察してみるだけでも、早期発見・被害拡大防止につながります。

身近な場所で「首が赤くて黒いカミキリムシ」や「大量の木くず(フラス)」を見かけたら、「写真を撮る」「場所を覚える」「自治体へ連絡する」を意識してみましょう!
※具体的な連絡先や最新の対応手順については、板橋区・練馬区の公式サイトをご確認ください。





