2025年12月に入ると都内のマクドナルドの店頭に開業を祝うお花が置かれていました。以前からマクドナルドとして営業を続けていた店舗であり、いつもと変わらぬ店内なのですが、なぜか開業祝の胡蝶蘭が並んでいます。一体どのような事情なのでしょうか。
店頭に並ぶ不思議な開業祝の胡蝶蘭
マクドナルド成増店


2025年12月に入りいつものようにマクドナルド成増店に足を運んでみると、カウンターの横にお祝いの胡蝶蘭が並んでいました。特に、何かが変化しているわけではなく、いつもと変わらず営業しているようです。

一体、どうして花束が出ているのでしょうか。
マクドナルドリヴィン光が丘店

マクドナルドリヴィン光が丘店にも店頭に大きな花が出ていました。



宛名を見てみると「株式会社フェリーチェ」と記載があります。
調べてみると、株式会社フェリーチェ(Felice Co., Ltd.)は、練馬区に本店を置く日本マクドナルド株式会社のフランチャイズを経営する会社です。2021年5月に創業し、現在では以下の5店舗のフランチャイズ(中村橋店、所沢や狭山市の4店舗)を運営し、今回光が丘リヴィン店のフランチャイズ経営も担うことになったそうです。
店員さんに聞いてみると、「最近日本マクドナルドが直営店をフランチャイズ化する取り組みを推進しているみたいです。このお店も特にスタッフとしては大きく変わった感じがしないのですが、直営店からフランチャイズになったみたいです。」とのことでした。
日本マクドナルドがフランチャイズ(FC)ビジネスを強化する背景

日本マクドナルドがフランチャイズ(FC)ビジネスを強化する背景には、主に収益構造の安定化と企業価値の最大化を目指した戦略的な経営判断があります。
特に、IRでの発言にもあるように、「これからも「日本で最も愛されるレストランブランド」であり続けるために地域に根差したフランチャイズビジネスの強化・拡大を通じてさらなる成長を目指します」と中期経営計画で謳われており、複数店舗を経営できる資本力と経営ノウハウを持つ有力な地場企業にFCを担わせることで、店舗運営の質を担保しつつ、地域に根差したきめ細やかな経営を実現しています。

現代は、円安による輸入コストの高騰や人件費の上昇、そして人口減少に伴う労働力不足といった、外食産業にとって経営リスクが非常に大きな時代です。
日本マクドナルドが、かつての直営店中心の体制から脱却し、グローバルで確立されたフランチャイズ(FC)モデルへとシフトを加速させているのは、これらのリスクを乗り越え、企業価値を安定的に向上させるための戦略的な経営判断なのかもしれませんね。
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