練馬駅を利用する人なら誰もが一度は目にしたことがある、あの香ばしいパンの香り。昭和9年(1934年)の創業以来、92年もの間、練馬の食卓を支え続けてきた「デンマークベーカリー練馬店」が、2026年3月22日(日)をもって閉店することが分かりました。

100年という大きな節目を目前に、惜しまれつつもその歴史に幕を下ろします。
練馬の素材を愛し、愛された名店


デンマークベーカリーといえば、特徴的なパンを生み出してきました。

地元の特産品を活かした「練馬大根酵母」のパンや大根から抽出した酵母が生み出す独特のもっちりとした食感と優しい甘みのパン、また、ねりコレに認定されている「ゆで卵入りカレーパン」は、サクサクの衣と濃厚なルーが絶品で、部活帰りの学生から近所の主婦、仕事帰りの会社員まで、世代を超えて愛されてきました。







2階のカフェスペースは、駅前の喧騒を忘れて焼きたてのパンを頬張れる、街の貴重な憩いの場でもありました。
跡地には板橋の名店「マルジュー」が誕生!

閉店の寂しさが募る一方で、前向きなニュースも届いています。 デンマークベーカリーの跡地はリニューアルされ、新しくパン屋さんがオープンする予定です。

そのお店とは、お隣の板橋区を中心に展開する超人気店「パンの店 マルジュー(MARUJU)」。 マルジューもまた、日本におけるパン作りの伝統を受け継ぐ名店として知られています。練馬の地でどのような新しいパン文化を紡いでくれるのか、期待が高まります。
最後の「練馬の味」を記憶に刻む

営業終了まで残りわずか。 慣れ親しんだ練馬大根酵母の食パンや、あのカレーパンを味わえるのはあと少しの間だけです。

「お疲れ様」と「ありがとう」の気持ちを込めて、閉店までにぜひ一度、思い出の味を買いに足を運んでみてはいかがでしょうか。

【店舗情報】
- 店名: デンマークベーカリー練馬店
- 最終営業日: 2026年3月22日(日)
- 住所: 東京都練馬区練馬1-5-7




