成増・赤塚エリアで長く愛され、2025年末頃から一時閉店していた駄菓子屋「いさみや」さん。地域の方々が再開を待ち望んでいました。

変わらない「現役」の風景

先日、子供と一緒に店を訪ねると、そこには以前と変わらない光景が広がっていました。 棚にぎっしりと並ぶ色とりどりの駄菓子。夢中でゲームに興じる子や、湯気を立てるブタメンを美味しそうにすする子供たち。

最近では「大人が懐かしむ場所」になりつつある駄菓子屋も多い中、いさみやさんは今も変わらず「子供たちの元気な声」が主役の現役店です。

【営業について】 現在は、毎日昼過ぎから夕方頃まで営業されています。店主さんの体調と相談しながら、無理のない範囲での継続となるとのことです。
戦後復興期から続く、地域の歩み

いさみやさんの創業は戦後の復興期。先代の時代は、パンや洗剤、雑貨なども扱う「万屋さん」として地域を支えていたそうです。




かつて周辺に7〜8軒の商店があり、あたり一面に畑が広がっていた時代から、すっかり住宅街に変わった今日まで。歴史あるお店が次々と姿を消し、今では周辺の古くからのお店は「丸由酒店」さんくらいになったといいます。
街の記憶を紡ぐ「丸由酒店」さん

帰りに立ち寄った丸由酒店さんも、1964年(東京オリンピックの年)創業の老舗です。 店主さんは赤塚で生まれ育ち、なんと成増駅がまだ木造だった頃の記憶もお持ちだとか。こうした「街の記憶」を持つ方々がいてくれるからこそ、私たちは地域の歴史を肌で感じることができます。


おわりに
便利で新しいお店が増えるのも良いですが、いさみやさんのように、子供たちが放課後を過ごせる居場所が地域にあるというのは、本当にありがたいことだと改めて感じました。

皆さんも、小銭を握りしめて通ったあの頃を思い出しながら、久しぶりに足を運んでみてはいかがでしょうか。

