【定点観測@上板橋北口】ヨーカドー解体跡地の今と、活気あふれる商店街を巡ってみました

2026年2月。再開発が進み、劇的な変化の真っ只中にある上板橋。

解体作業が進む南口の花岡医院。

巨大な工事が進む南口に目を奪われがちですが、実は今、北口も大きな転換点を迎えています。

ほぼ更地になったイトーヨーカドー跡地。

長年親しまれたランドマークの消失と、そこに芽吹く新しい活気。そんな「今しか見られない上板橋北口」の姿を、ときわ通りを中心に歩いてみました。

活気と多様性が混ざり合う「ときわ通り」

北口を出てすぐの「ときわ通り」を歩いてまず感じるのは、圧倒的な店舗の多さと、その絶え間ない入れ替わりです。

先日、惜しまれつつ閉店した「城北信用金庫」の周辺には、夜の顔である飲み屋さんやバーがひしめき合い、そこから北口商店街へと活気が続いていきます。

グレートピカちゃんと移転した城北信金。

「板橋プロレス」の聖地としても知られるこの街では、商店街の至る所でレスラーたちの顔が見守っており、地元愛の強さが伝わってきます。

アジアの風が吹く、新店ラッシュの勢い

ロータリーに続く道。

散策していて驚くのが、ここ1〜2年で急増したアジア系グルメの勢いです。

もともと比較的手頃な物件が多く、海外の方にとっても住みやすい街として知られる上板橋。こうした多国籍な食文化の広がりは、この街の新しい魅力になりつつあります。

うなうな上板橋店は2026年1月27日で閉店。

一方で、2026年1月27日には「鰻うなうな」が閉店し、その並びには新しく「上板橋駅前ファミリー歯科」ができるなど、街の景色は日々塗り替えられています。

2026年12月1日にオープンした上板橋駅前ファミリー歯科。

さらばヨーカドー、ようこそイオンへ

そして、街の風景を最も大きく変えたのが、「イトーヨーカドー上板橋店」跡地です。 1971年の開業以来、屋上にあった遊園地「ファミリーランド」の記憶とともに、52年もの間「街の顔」として君臨した巨塔。2024年秋の閉店時には、歴代の制服展示を前に多くの人が別れを惜しみました。

解体工事がほぼ完了。

2026年2月現在、解体工事はすっかり完了し、目の前には広大な更地が広がっています。 ここに「イオンリテール」による新しい商業施設が誕生するのは2027年頃の予定。今はまだ静かな空き地ですが、来年の開業に向けて、これから建設作業が急ピッチで進んでいくことでしょう。

街を支える「金融機関のデパート」

滝野川信用金庫。

改めて北口を歩くと気づくのが、金融機関の多さです。 「城北信用金庫」「滝野川信用金庫」「東京信用金庫」「きらぼし銀行」「武蔵野銀行」……。

きらぼし銀行。

まるでデパートのように銀行が軒を連ねるこの光景は、上板橋の商店街が、いかに多くの地元個人商店や中小企業によって支えられているかを物語っています。この「商売の街」としての底力こそが、上板橋の元気の源なのかもしれません。

変化の先にある、新しい上板橋

エレベーターの交換に伴い休館中の教育科学館。

商店街をさらに進めば、教育科学館や中央図書館といった落ち着いた文化エリアが見えてきます。 東武東上線の準急停車駅となり、南北ともに再開発が進む上板橋。

コンビニ脇にある井戸。

変わりゆく街並みに少しの寂しさを感じつつも、帰りに「コパンモンマルトル」で買ったパンを頬張れば、変わらない商店街の温かさにホッとします。

イオンリテールが建設予定のイトーヨーカドー跡地。

2027年のイオン開業、そして南口の完成へ。上板橋の進化からは、まだまだ目が離せそうにありません。

この記事を書いた人

なりチャン

なりますチャンネルは、成増をベースに東京の城北エリア(板橋・練馬)の地域情報を地元目線でリアルタイムにお届けしていきます✉「子どもたちが地域の方々と触れあい、地域をもっと好きになってほしい」という想いで2022年頃に始めました。月間55万PV(2026年1月)。