2026年5月11日午後1時ごろ、板橋区富士見町の2階建て建物から出火する火災が発生しました。

現場の状況

現場は富士見街道沿い、北豊島高専グラウンド付近の住宅密集地です。通報によれば「バッテリーがかなり爆発している」との情報があり、東京消防庁からポンプ車など約29台が出動。一時、現場周辺の富士見街道は通行封鎖され、数十台の消防車が並ぶ物々しい雰囲気に包まれました。

出火当時、強い風の影響もあり噴煙が空高く舞い上がりましたが、約50平方メートルを焼いたところで火の勢いは収まりました。
救助活動

この火事で建物内にいた3人のうち、男女2人が屋上に避難し、消防隊によって救助されました。もう1人は自力で避難。3人とも軽傷を負いましたが、幸い意識はあり命に別条はないとのことです。
急増するバッテリー火災への警鐘

今回の火災原因として指摘されている「リチウムイオンバッテリー」は、身近なモバイルバッテリーや電動キックボードなどに使われていますが、近年その発火事故が急増しています。
改めて、私たちが日頃から気をつけるべきポイントをまとめました。
発火の予兆(サイン)を見逃さない
- 充電中や使用中に本体が異常に熱くなる。
- バッテリーが膨らんでいる、または変形している。
- 酸っぱいような変な臭いがする。
安全な取り扱い
- 強い衝撃を与えない: 落下や、お尻のポケットに入れたまま座るなどの圧迫は厳禁です。
- 純正の充電器を使う: 電圧の合わないものや粗悪な充電器は、内部ショートの原因になります。
- 高温を避ける: 夏場の車内や直射日光の当たる場所に放置しないでください。
正しい廃棄方法を

板橋区内でも、不燃ごみに混入したバッテリーが原因で、ゴミ収集車の火災がたびたび報告されています。 リチウムイオンバッテリーは、家電量販店などのリサイクルBOXへ出すか、各自治体の指定する方法に従って適切に処分しましょう。
取材メモ: 本日は風が強く、乾燥も進んでいました。身近なデバイスが原因で大きな火災に繋がるリスクを、改めて地域全体で再認識する必要がありそうです。救助された方々の1日も早い回復を願います。



