【閉店@田柄】食卓を支え続けて——「肉の斎藤(斎藤精肉店)」が2026年5月末、その歴史に幕。

練馬区田柄、光が丘児童館のすぐそば。かつて鎌倉古道が走っていたという歴史ある地に、どこか懐かしい平屋建ての商店街があります。

周辺のシャッターが閉まるなか、ひときわ活気を放ち続けてきた赤いテント。そこには「品質本意 肉の斎藤(斎藤精肉店)」の文字が掲げられています。長年にわたり、この街の食卓と胃袋を支えてきたあのお店が、ついに2026年5月末をもって閉店することとなりました。

変わらない味、優しいお値段

店頭のショーケースを覗けば、そこには黄金色に輝く揚げたての惣菜たち。

  • ハムカツ:80円
  • コロッケ:90円

令和のこの時代に、これほど「懐に優しい」価格で、温かい手作りの味を提供し続けてくださったことには、感謝の言葉しかありません。部活帰りの学生や、夕飯のおかずを求める主婦の方々、近所の子供たち……。このショーケース越しに交わされた会話は、数えきれないほどあったことでしょう。

hdr

ひとつの風景が消えていく寂しさ

店内に掲げられた「5月末で閉店」の貼り紙。

hdr

光が丘や田柄周辺の開発が進むなか、昭和の面影を残すこの一角は、私たちにとって心の拠り所でもありました。あの「赤いテント」がなくなってしまうのは、単にお店が消えるというだけでなく、街の記憶の一部が失われるような寂しさがあります。


最後にあの味を。

閉店まで、残された時間はあとわずかです。

子供の頃に食べたコロッケの味、夕暮れ時の揚げ物の匂い。 そんな思い出を胸に、最後に一度、足を運んでみてはいかがでしょうか。店主さんの「品質本意」の想いが詰まった揚げたてを、ぜひその手で受け取ってください。

肉の斎藤

  • 所在地: 東京都練馬区田柄(光が丘児童館近く)
  • 閉店予定日: 2026年5月31日

「長い間、本当にありがとうございました。ごちそうさまでした。」

おまけ 赤塚の肉の斉藤

赤塚にある肉の斉藤は営業しております。こちらもコロッケにハムカツと揚げ物からお肉までとっても美味しいので、ぜひ!

この記事を書いた人

なりチャン

なりますチャンネルは、成増をベースに東京の城北エリア(板橋・練馬)の地域情報を地元目線でリアルタイムにお届けしていきます✉「子どもたちが地域の方々と触れあい、地域をもっと好きになってほしい」という想いで2022年頃に始めました。月間55万PV(2026年1月)。