【桜伐採】中田出世稲荷の桜が伐採へ。光が丘の桜並木の変化。長年親しまれた桜と、街の桜の世代交代

板橋区赤塚にある「中田出世稲荷」。その裏手、線路沿いに植えられている桜の木が、今後伐採される予定となっています。

春になると花を咲かせ、長年にわたり地域の方々に親しまれてきた桜。今回の伐採は、木の腐朽が進み、倒木の危険があることが理由です。

長年親しんできた桜がなくなるのは寂しいことですが、樹木を安全に管理していくことの難しさも感じさせられます。

中田出世稲荷の桜が伐採へ

東武東上線の下赤塚駅に近い中田出世稲荷。

赤塚のイベントには欠かせない存在となりつつあるチーム赤塚。

この日は赤塚銀座会のハロウィンイベントが開催され多くの地域の方々で賑わっていました(チケットは12時スタートで13時ころにはなくなったという盛況ぶり)。

この中田出世稲荷の裏手、線路沿いにある桜の木。

この桜について、板橋区北部土木サービスセンターから、次のようなお知らせが掲示されていました。

「長い間、親しんでいただきましたこの桜ですが、腐朽が進んでおります。大変残念ではありますが、倒木の危険があるため、今後、伐採する予定です。伐採後は、周辺の環境や立地条件に適した樹種の植栽を検討してまいります。」

不朽が進む桜の木

長い間、地域の方々に親しまれてきた桜ですが、安全面を考慮し、伐採することになったようです。

桜の木は、花が咲く季節には多くの人を楽しませてくれます。一方で、大きく成長した木を安全な状態で維持していくことは、決して簡単なことではありません。

光が丘公園でも進む桜の世代交代

桜の木の管理が課題となっているのは、中田出世稲荷だけではありません。

光が丘公園でも、桜並木の一部で黄色い立ち入り禁止テープが張られ、木の周辺に入れないようになっている場所が見られました。

一部の木については伐採や伐根が行われ、新しい苗木の植樹も進められています。

長年、春の風景をつくってきた大きな桜の木が姿を消すのは寂しいことですが、新しい苗木が育ち、次の世代の桜並木へと引き継がれていくことにもなります。

ソメイヨシノにも訪れる世代交代

染井吉野発祥の地、駒込。

日本各地の公園や街路で親しまれているソメイヨシノ。

ソメイヨシノは、一般的に接ぎ木によって増殖されてきた品種です。そのため、全国各地に植えられている多くのソメイヨシノは、同じ遺伝的性質を持つクローン植物とされています。

寿命については、一般的に60年程度といわれることがあります。ただし、これは一律に決まっているものではありません。育つ環境や土壌、日頃の手入れによって大きく異なり、適切な管理によって100年以上生育している木もあります。

ソメイヨシノ発祥の地、駒込。郵便ポストも桜。

高度経済成長期からその後にかけて、全国各地で公園の整備や緑化が進み、多くの桜が植えられてきました。

光が丘公園にも、長い年月を経た大木が数多く残されています。

こうした桜の木も年月とともに樹齢を重ね、樹木の状態を確認しながら、維持管理や世代交代を進めていく必要が出てきているのかもしれません。

桜を守るための伐採と、新しい風景づくり

桜の伐採と聞くと、どうしても寂しさを感じます。

特に、長年地域の風景の一部となってきた大きな木には、思い出がある方も多いのではないでしょうか。

しかし、木の内部で腐朽が進み、倒木の危険がある場合には、安全を守るために伐採という判断も必要になります。

中田出世稲荷の桜も、これまで地域の風景を彩ってきた大切な存在です。

伐採後には、周辺の環境や立地条件に適した樹種の植栽が検討されているとのこと。

これまで親しまれてきた桜への感謝とともに、新しく植えられる木々が成長し、いつかまた地域の人々に親しまれる風景になっていくことを期待したいですね。

この記事を書いた人

なりチャン

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