上板橋にある「イムス記念病院」が、現在の場所から移転する計画が進められています。

移転先となるのは、上板橋駅近く、板橋区立中央図書館の目の前にある筑波大学常盤台職員宿舎の跡地です。

今回の計画では、病院の移転だけでなく、マンションの建設も予定されています。


大学の宿舎跡地を活用した大規模な開発計画。上板橋・常盤台エリアの新たな街づくりとして注目されます。
筑波大学職員宿舎跡地に病院とマンション

今回の開発が行われるのは、板橋区常盤台4丁目にある筑波大学常盤台職員宿舎の跡地です。

板橋区立中央図書館の目の前に位置し、上板橋駅からもアクセスしやすい場所です。


敷地全体は約8,358㎡。この土地を病院用地とマンション用地に分けて整備する計画です。

病院用地には、医療法人社団明芳会による新しいイムス記念病院が建設されます。

一方、マンション用地では、三井不動産レジデンシャルと東武鉄道による住宅開発が予定されています。
新しいイムス記念病院は機能拡大へ


新病院の建設予定地は約4,722㎡。
建物は鉄骨造5階建て、延床面積は約9,445㎡となる計画です。

現在のイムス記念病院は72床(一般病棟50床、障害者病棟22床)ですが、今回の移転にあたっては病床数などを増やし、病院機能を拡大する方針と報じられています。
新病院は2027年7月上旬に着工し、2029年5月末の完成を目指しています。


なお、報道によると、移転後も現在の病院施設は維持される予定です。現在の建物が今後どのように活用されるのかについても気になるところです。
マンションは三井不動産レジデンシャルと東武鉄道が開発


もう一つの注目がマンション開発です。

マンション用地は約3,586㎡で、RC造7階建て、延床面積は約9,441㎡の建物が計画されています。

事業者は三井不動産レジデンシャルと東武鉄道です。
今回の土地活用では、筑波大学が公募型プロポーザルを実施し、2025年7月に三井不動産レジデンシャルを優先交渉権者に選定しました。
事業者の提案には、次世代育成型マンションの開発・運営と病院施設の設置が盛り込まれています。

土地は売却するのではなく、一般定期借地権を設定して貸し付ける方式です。
借地権設定期間は70年間に建築工事期間や解体・撤去などの原状回復期間を加えたものとなっています。
大学が所有する土地を民間事業者が長期間活用する、不動産開発の事例でもあります。
気になる完成時期は?

現在公表されている建設計画では、マンションと病院はそれぞれ次のスケジュールが予定されています。
- 2027年3月上旬:マンション着工予定
- 2027年7月上旬:病院着工予定
- 2029年3月末:マンション完成予定
- 2029年5月末:新病院完成予定
※いずれも計画上の予定であり、今後変更となる可能性があります。
上板橋・常盤台エリアの新たな街づくり

今回の計画は、大学の職員宿舎跡地を活用し、病院とマンションを一体的に整備するものです。
地域の医療機能を担う病院の移転に加え、新たな住宅が誕生することで、周辺の街並みも変わっていきそうです。


中央図書館の目の前という立地だけに、上板橋・常盤台エリアの今後の変化が気になりますね。
工事の進捗や新しい病院の詳細など、引き続き注目していきたいと思います。
計画概要
- 所在地:東京都板橋区常盤台4丁目(筑波大学常盤台職員宿舎跡地)
- 敷地全体:約8,358㎡
- 病院用地:約4,722㎡
- マンション用地:約3,586㎡
- 病院事業者:医療法人社団明芳会(イムス記念病院)
- マンション事業者:三井不動産レジデンシャル・東武鉄道
- マンション:RC造7階建て、延床面積約9,441㎡
- 新病院:S造5階建て、延床面積約9,445㎡
- マンション完成予定:2029年3月末
- 新病院完成予定:2029年5月末
参考資料
おまけ 上板橋駅前再開発


花岡医院跡地も直に解体されてしまうのでしょうか。


タワーマンションもだんだんと背が高く。



上板橋駅周辺も大きく変わりそうですね。







