東武東上線下赤塚駅の南口で、テナントの空きが目立つ状況が続いています。地域住民に長年愛された「ブックオフ」が閉店し、ジムの「アッシュアンパサンド」やラーメン「一山家」、「琴海」跡地も空きテナントとなっています。下赤塚駅南口の空きテナントが埋まらない背景には何があるのでしょうか。

駅ビルのアッシュアンパサンド跡地


アッシュアンパサンド下赤塚店は2025年6月末に閉店しました。23年11月のオープンから1年半での閉店となり、駅前という好立地で2,980円という低価格を実現することは経営上難しいのではないかと業界では噂になっていたそうです。成増店も2025年末をもって閉店予定です。
川越街道沿い

川越街道沿いにも空きテナントが目立ちます。
琴海


下赤塚駅近くにあった長崎直送の焼きあごラーメンが人気の「らーめん琴海 赤塚店」は、2025年1月17日をもって閉店しました。2019年12月のオープンから約5年間、地域のラーメンファンに親しまれてきましたが、閉店となりました。
ブックオフ


ブックオフ下赤塚駅南口店は、2025年5月18日をもって閉店しました。閉店前にはセールも行われ多くのお客さんで賑わっていました。
川越街道沿いの角地ということもあり、下赤塚南口の中でも一等地の一つなのですが、閉店から半年が経っても空きテナントとなっています。
一山家



下赤塚にあったラーメン「一山家」は、2024年5月1日にオープンしたばかりですが、色々なご事情があったようで、2025年8月に一年ばかりで閉店となりました。

下赤塚駅のテナントが埋まらない背景
店舗が埋まらない背景としては様々な事情があるのでしょうが、以下に少し考察してみます。。
高めの賃料設定の可能性
川越街道沿いの路面店は、駅からの近さ(徒歩2分圏内の物件情報あり)や「ロードサイド」という立地の名目から、賃料が高めに設定されています。周辺の平均的な賃料相場と比較して、特に高額な物件は、事業計画が立ちにくく敬遠されがちです。実際、下赤塚駅周辺では開業は最近でも何件かあり、いずれも駅から少し離れ賃料が比較的安価な住宅街に近い場所を選択する傾向にあります。
テナントサイズの問題
現在空いているテナントは10~20坪台の物件が多いですが、この広さは個人経営の飲食店や小規模なサービス業には向きますが、ロードサイドのメリットを活かせる駐車場を必要とする中型・大型のチェーン店には不向きです。高い賃料を払えるだけの大きな資本を持つ企業が出店するには向いていないのかもしれません。
歩行者の導線
駅利用者(歩行者)の多くは、駅と住宅街を結ぶ裏道や商店街を通り、川越街道を避けて移動する傾向があります。駅を出てすぐの立地であっても、街道沿いだと心理的に立ち寄りにくい場合があります。
また、南口の田柄方面には東京メトロの地下鉄下赤塚駅があり、各駅停車しか止まらない東武東上線下赤塚駅を利用する人が少なく、空きテナント周辺は意外と人通りが少ないということも背景にあるかもしれません。
お役立ちリンク
北口商店街では商店街の賑わいの中心の一つであった大型店舗ののとやさんが閉店し、現在は駐車場になっています。
北口商店街にクレープ屋さんができるみたいです。
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