都営三田線「西台駅」前で半世紀にわたり地域に愛され、2026年2月に惜しまれながら閉店した「ダイエー西台店」。

現在、その跡地では2026年6月26日のグランドオープンに向けて急ピッチで改装工事が進められています。5月末時点では建物が足場で覆われ、わずかに残る「daiei」の文字がこれまでの歴史を物語っています。

今回は、新しく生まれ変わる「イオンスタイル西台」の全貌と、この転換期をきっかけに見えてくる「西台・高島平エリアの今と昔」を合わせてご紹介します。

「鮮度・おいしさ・タイパ」で応える、新生「イオンスタイル西台」

新しく誕生する「イオンスタイル西台」は、近隣に増えている30代ファミリー層や20代単身世帯のライフスタイルに合わせ、「鮮度」「おいしさ」「タイパ(タイムパフォーマンス)」をテーマに商品・サービスを刷新します。

地下1階・1階:食と日用品のフロア

駅前立地の利便性を最大限に活かし、野菜、鮮魚、総菜の品ぞろえを大幅に強化。仕事帰りや日々の食卓を支える充実のラインナップです。

- 地場野菜コーナー(青果): 土づくりにこだわり「エコ農産物認証」を受けた、お隣の東京都練馬区の生産者が育てた旬の野菜をダイレクトに提供。手軽に楽しめるカットフルーツやスイーツも充実。
- お魚総菜「魚魚炎 -ととえん-」(鮮魚): ライブ感のある対面コーナーを導入。お造りはもちろん、焼き魚や煮魚に調理して販売し、夕方の「すぐ食べたい」ニーズに応えます。「アクアパッツァセット」や「パエリアセット」といった簡便キットも用意。
- 手づくり総菜&ベーカリー: インストアベーカリー「カンテボーレ」では、食べ応え抜群の「濃厚!チーズバーガー」や人気の「生ドーナツ」を展開。店内で焼き上げるピザ、手づくりの太巻き・おにぎり、おつまみに嬉しい「国産鶏の焼き鳥串」など、タイパ抜群のメニューがそろいます。
駅前館:安心の調剤薬局
お買い物ついでに立ち寄りやすい駅前の特性を活かし、調剤薬局を展開。平日はもちろん、土日祝日も開局しているため安心です。
【店舗概要】
- 所在地: 東京都板橋区蓮根3-8-12(都営三田線「西台駅」徒歩2分)
- 営業時間: 9:00 ~ 23:00(調剤は平日19:30、土日祝は18:00まで)
- 収容台数: 駐車場 66台 / 駐輪場 自転車495台、バイク14台
街の記憶と、少しずつ進む「新陳代謝」

今回のダイエーからイオンへのバトンタッチは、西台・高島平エリアが迎えている「大きな変化」の象徴とも言えます。
「志村西台町」から始まった歩み

西台駅の開業は1968(昭和43)年。当時はまだ「高島平」という地名はなく、一帯が「志村西台町」と呼ばれていたことが駅名の由来です。


「徳丸田んぼ」が広がっていたこの地域は、1970年前後、綺麗な区画整理によって近代的なマンモス団地・ニュータウン(高島平)へと生まれ変わりました。


それから50年以上の時が流れ、現在の街は少しずつ、しかし確実に「新陳代謝」の時期を迎えています。
動き出す、これからの西台・高島平

街中を歩くと、これまでの当たり前だった風景が少しずつ変わり始めていることに気づきます。


- 高島平1丁目: 大通り沿いには新しい医療クリニック、商店街にはバーがオープン。かつての書道教室はマンションへと姿を変え、老舗の時田園も移転しました。

- 高島平2丁目: 33街区の再開発や、高島平第7小学校の跡地ではタワーマンションの建設が進んでいます。
【コラム】都営三田線「西台駅」のプチ雑学 西台駅は、上下線ともに運転士の入れ替え(乗務員交替)が行われる駅のため、他の駅に比べてホームの停車時間が数秒長くなっています。かつて8両編成化の対応や西口新設の際には、運行を維持しながらホームを延伸する難工事が行われた歴史もあります。2016年からは駅名標の下に「大東文化大学前」の看板が設置され、学生の街としてもお馴染みです。

西台駅の上に目をやると、高架の上にそびえたつような団地。これまで当たり前だった西台の日常が、新しい便利さを取り入れながら少しずつ塗り替えられていきます。
ダイエーとしての歴史に感謝しつつ、新しく生まれ変わる「イオンスタイル西台」とともに、これからの街の歩みを楽しみに見守っていきましょう。






