2026年4月、東京都練馬区大泉学園町のマンションで発生した強盗傷人事件について、警視庁は住人のあとをついてオートロックを通過する「共連れ」手口で侵入したなどとして、住所不定・無職の男2人を逮捕しました。
事件の概要と捜査状況
事件が発生したのは2026年4月2日午後5時20分頃。練馬区大泉学園町8丁目のマンションの一室に男2人が押し入り、部屋にいた40代の女性と10代の娘に対しナイフを突きつけて軽傷を負わせた上、現金約8,000円などを奪って逃走しました。
警視庁の調べにより、逮捕されたのは以下の2名です。
- 村上 賢 容疑者(45歳・住所不定・無職)
- 梶 幸男 容疑者(42歳・住所不定・無職)
両容疑者は事件前日に横浜市で起きた強盗傷害事件などで既に逮捕・起訴されており、警視庁は2人が同月を中心とした約1ヶ月間に、東京都内や近郊で住宅侵入や強盗事件を繰り返していたとみて余罪を追及しています。
「共連れ」手口と日常でできる防犯対策

今回の事件で使われたとされる「共連れ(ともづれ)」とは、オートロック付きマンションにおいて、正当な住人が鍵を開けて入るタイミングに合わせて後方から素早く侵入する手法です。
オートロック設備がある物件であっても過信は禁物です。一人ひとりが防犯意識を持ち、以下の点に注意することが重要です。
- マンションに入る際の後方確認:オートロックを開ける前後に、不審な人物が後ろについてきていないか確認する。
- 玄関ドアを開ける直前の確認:自室の前に到着した際も、周囲に人がいないか確かめてから解錠・入室する。
- 入室後の即時施錠:帰宅したらすぐにドアを閉め、サムターン(内鍵)とドアチェーン・ガードを確実にかける。
地域の防犯と歴史
練馬区大泉学園エリアは静かな住宅街として知られる一方、過去にも地域社会に大きな影響を与えた事件が記録されています。
- 1983年(昭和58年)6月:大泉学園町6丁目で発生した「練馬一家5人殺害事件」
- 2006年(平成18年)11月:東大泉2丁目のファミリーレストランで発生した刃物使用の強盗傷人事件(現在も警視庁が情報提供を呼びかけ中)
日頃から地域ぐるみでの防犯意識の共有や、各自の防犯対策の再確認が求められています。ご自身やご家族の安全を守るため、防犯意識を高めて行動しましょう。



