練馬区谷原を歩いていると、ひときわ目を引く巨大な球体が並んでいる。

「ガスタンク?」と思ったことがある人も多いのではないだろうか。

この6基の巨大な球体は、東京ガスの「練馬整圧所」にあるガスホルダー。都市ガスを一時的に貯え、需要に応じて送り出すための設備だ。

ガスは一日中、同じ量が使われるわけではない。朝や夕方など使用量が増える時間帯に備え、ガスを貯蔵して安定供給を支えている。

実はこの施設ができたのは1959年(昭和34年)。当初は2基だったものが、後に6基へ増設されたという。


住宅や道路が増えた現在も、谷原の街で圧倒的な存在感を放つ6つの球体。


普段何気なく見ている風景だが、実は長年、練馬の暮らしを支えてきた重要な都市インフラなのである。

「谷原のガスタンク」と呼ばれるこの巨大な6基。その正体は、街にガスを届けるための「巨大なガスの貯蔵庫」だった。




