地下鉄成増駅から川越街道沿いを少し下ったところに、白地に黒い文字で「麺匠 一穣」と書かれた看板が目を引くラーメン店があります。

タピオカ店や「麺屋いさぎ」などが営業していた場所に、2024年にオープンした「麺匠 一穣」。

オープンから約2年が経ち、成増のラーメン店の一つとして、すっかり街に馴染んできた印象です。


店内はカウンター席を中心としたつくり。緑色の椅子に黒いテーブル、頭上から吊り下げられたティッシュBOXなど、どこか親しみやすく落ち着いた雰囲気があります。

店主がワンオペで切り盛りしながら、清湯、白湯、つけ麺、油そば、まぜそばなど、幅広いメニューを提供しています。
こだわりが詰まった「濃厚白湯鶏ソバ」

今回いただいたのは「濃厚白湯鶏ソバ」。
鶏や鶏ガラを強火で長時間炊き上げた濃厚な鶏白湯スープに、魚介の旨味を合わせた一杯です。
まず印象的なのが、見るからに濃厚そうなスープ。

一口飲んでみると、鶏の旨味とコクがしっかり感じられます。白湯らしいクリーミーな口当たりがありながら、重たさやクセが強すぎる感じはありません。
濃厚な鶏白湯というと、最後まで飲むには少し重いイメージもありますが、このスープは魚介の旨味が加わることで味わいに奥行きがあります。

鶏のまろやかなコクを感じたあとに魚介の風味が追いかけてきて、思わずもう一口、もう一口とレンゲを進めたくなる味わいです。
濃厚なのに、スープそのものが重たく感じにくい。
この飲みやすさが、今回特に印象に残りました。
スープにしっかり絡む中太ストレート麺

麺はストレートの中太麺。
濃厚な鶏白湯スープがしっかり絡み、麺を持ち上げるとスープの旨味も一緒についてきます。
口にすると、もちもちというより、ぱつっとした歯切れの良さが印象的。
濃厚でクリーミーなスープに対して、麺の軽快な食感が良いアクセントになっています。
スープの濃厚な旨味をしっかり受け止めながらも、麺自体は重たく感じさせない。この組み合わせが、箸を進めやすくしているように感じました。
濃厚な鶏白湯と、ぱつっとした麺の食感。
この対比も「濃厚白湯鶏ソバ」の魅力の一つです。
食べ応えのあるチャーシューとメンマ
トッピングも存在感があります。

チャーシューは厚みがあり、しっかりとした食べ応え。濃厚なスープと合わせても存在感があります。

厚手のメンマは食感がアクセントに。

さらに海苔、青ネギ、白ネギが加わり、濃厚なスープの中にそれぞれ違った風味と食感を加えてくれます。
特にネギの爽やかな風味が、濃厚な鶏白湯を食べ進めるうえで良いアクセントになっています。
オープン当初から試行錯誤を重ねた味

店主によると、オープン当初は魚粉のインパクトが強めだったそう。
そこから試行錯誤を重ね、現在の味わいへと変化してきたといいます。
今回いただいた濃厚白湯鶏ソバは、鶏の濃厚な旨味をしっかり感じながらも、魚介の風味が加わることで単調にならず、最後まで食べ進めやすい一杯に仕上がっていました。

店内では、清湯醤油やつけ麺を注文しているお客さんの姿も。
「麺匠 一穣」には、濃厚な鶏白湯だけでなく、あっさりした清湯やつけ麺、油そば、まぜそばなど、気分に合わせて選べる幅広いメニューがあります。

次回は、今回気になった「濃厚鶏白湯つけ麺」も食べてみたいところです。
成増駅からも近く、いろいろなタイプのラーメンを楽しめる「麺匠 一穣」。

濃厚な鶏白湯が好きな方はもちろん、濃厚だけど重すぎないスープを味わいたい方にも、一度食べてみてほしい一杯です。

店舗情報


| 店名 | 麺匠 一穣(いちじょう) |
| 住所 | 東京都板橋区成増1-14-16 |
| アクセス | 地下鉄成増駅から徒歩約2分 |
| 営業時間 | 11:00~23:00(L.O. 22:30) |
| 定休日 | 火曜日 |
| 座席 | カウンター席 |
| 喫煙 | 全席禁煙 |






