【祝20周年】ホルモン焼きの名店「とん八」が20周年!煙に包まれながら味わう絶品ホルモンと秘伝のタレ

2026年10月、成増・旭町の飲み屋街にあるホルモン焼き店「とん八」さんが、開店20周年を迎えました。

居酒屋やスナック、飲食店が軒を連ね、どこか懐かしく独特の雰囲気が漂う旭町の飲み屋街。少しずつ街の姿が変わる中で、20年にわたって営業を続けてきた「とん八」さんは、成増周辺の酒場文化を感じさせてくれる一軒です。

成増周辺には、「トンちゃん」や「やきとん泰希(旧・丸徳)」さん、「もつ焼きはる」さんなど、やきとん・もつ焼きのお店が点在しています。その中で20周年という節目を迎えた「とん八」さん。これはぜひ足を運んでみたいと思い、訪問してきました!

赤ちょうちんとお祝いの花に誘われて

お店に到着すると、店頭には20周年の節目を祝うお祝いの花がずらりと並んでいました。中でも目を引いたのが、華やかに咲く百合の花。濃厚な香りが漂い、お祝いムードを盛り上げています。

赤ちょうちんに誘われるように店内へ。

20周年の節目を祝うセールもあり、店内は大にぎわいです。

カウンターでしっぽり飲もうと思っていましたが、もちろん満席。幸い、奥の席に案内していただき、なんとか一杯楽しめることになりました。

店内に入ってまず感じたのは、モクモクと立ち込める香ばしい煙!

排気ダクトはあるものの、満席の熱気と次々に焼かれる肉の煙には追いつかない様子。それでも、上着や荷物を入れるためのビニール袋が用意されており、匂いが付くのを防ぐための気配りがありがたいところです。

この煙も、目の前で肉を焼くホルモン店ならではの光景。食欲をそそる香りに包まれながら、さっそく注文していきます。

手頃でボリューム満点!自分で焼くホルモン

まずは一杯目のビールを注文。

そして、しろ、レバー、はつ、たん、なんこつをオーダーしました。

手を洗いに行って席に戻ると、すでにビールとやきとんが運ばれてきています。このスピード感もうれしいところです。

目の前に現れたのは、皿にこんもりと盛られた肉の山。思わず「おお……」と声が出るほどのボリュームです。

ホルモンを手頃な価格で楽しめることも、とん八の魅力。お店の紹介でも、新鮮なホルモンや秘伝のタレへのこだわりがうたわれています。

さっそく、目の前のロースターで肉を焼いていきます。

「じゅーっ」という肉の焼ける音と、立ち上る香ばしい煙。これだけでもビールが進みそうです。

豚のホルモンは、部位ごとに食感も異なります。焦らず、しっかりと火を通しながら焼いていくのがポイント。特にレバーは、表面だけでなく中まで十分に加熱していただきます。

焼き上がった肉を特製のタレにつけて、ひと口。

……うまい!

気になる臭みもなく、甘辛いタレと香ばしい肉の風味が口いっぱいに広がります。

お店の特徴の一つが、ニンニクを加えられるタレ。好みに合わせて調整できるのもうれしいポイントです。

ホルモン好きにはたまらない、シンプルながらも満足感のある味わい。自分で焼きながら食べるからこそ、焼き加減を工夫する楽しみもあります。

名物「とん八サラダ」もボリューム満点!

肉だけでなく、野菜も食べたいということで、名物の「とん八サラダ」も注文しました。

「すごい量ですよ!」と聞いていたので、今回はハーフサイズを選択。

ところが、ハーフでも十分なボリュームです!

ホルモンを焼きながら、サラダをモリモリ食べ進めます。肉の合間に野菜を挟めるのもいいですね。

ひたすら肉を焼いていると、だんだん自分好みの焼き加減が分かってくるのも面白いところ。

コリコリとした食感が楽しいなんこつ、脂のうまみを感じるしろ。部位ごとの違いを楽しみながら、二杯目のハイボールを流し込みます。

これは至福の時間です。

食べても食べても、なかなか減らない肉の山。うれしい悲鳴を上げながら、次々と焼いていきます。

気取らず楽しめる。20年愛されてきた理由

店内を見渡すと、仕事帰りの男性客を中心に、カップルや一人客、さらには子連れのファミリーの姿もありました。

煙が立ち込める店内で、自分たちで肉を焼きながら食べるスタイルは、普段の食事とは少し違った楽しさがあります。

気取らずに入れる雰囲気と、自分のペースで焼きながら飲める気軽さ。仕事帰りにふらっと立ち寄るのにも、仲間とにぎやかに囲むのにもぴったりです。

そして、何より印象に残ったのが、ホルモンのボリューム。

食べても食べてもなかなか減らない肉の山をなんとか完食し、お腹はパンパンです。

これだけ食べて飲んだのに、お会計は懐に優しい金額。ボリュームと価格のバランスに、20年もの間、多くの人に親しまれてきた理由を感じました。

もちろん、店内に立ち込める煙も含めて、とん八さんならではの体験です。

おしゃれな空間でゆっくり食事をするのとは違う、昔ながらの大衆酒場の楽しさがここにはあります。

ごちそうさまでした。おいしかったです。

成増まつりの掛け声を聞きながら

お店を出る頃には、あたりはすっかり暗くなっていました。

心地よい満腹感と酔いに包まれながら歩いていると、どこからか神輿を担ぐ威勢のよい掛け声が聞こえてきます。

この日は成増氷川神社の例大祭。お祝いムードに包まれた「とん八」での食事と、街に響く祭りの掛け声が重なり、成増らしい秋の夜を楽しむことができました。

お店の20周年という節目に、地域のお祭りまで重なった今回の訪問。お腹も心も満たされるひとときとなりました。

【おまけ】変わりゆく旭町の飲み屋街

旭町の飲み屋街には、昔ながらの雰囲気を残すお店と、新しい飲食店が混在しています。

「とん八」の並びには、伊東中華そばさんやヨシGENさんなどのお店がある一方、ドパムさんやばっくれさんのように、惜しまれながら閉店したお店もあります。

飲食店の入れ替わりによって街の風景が変わっていく中、20年にわたって営業を続けてきた「とん八」さん。

こうしたお店があることで、旭町の飲み屋街ならではの雰囲気が今も感じられるのかもしれません。

一見すると少しディープで独特な雰囲気が漂うエリアですが、気になるお店を見つけて一歩入ってみれば、新しい発見があるはず。

成増を訪れた際には、ぜひ兎月園通りの角を曲がって、味わい深い旭町の飲み屋街を歩いてみてはいかがでしょうか。

そして、ホルモン好きの方は、20周年を迎えた「とん八」さんで、煙に包まれながら自分好みに焼くホルモンを楽しんでみてください!

この記事を書いた人

なりチャン

なりますチャンネルは、成増をベースに東京の城北エリア(板橋・練馬)の地域情報を地元目線でリアルタイムにお届けしていきます✉「子どもたちが地域の方々と触れあい、地域をもっと好きになってほしい」という想いで2022年頃に始めました。月間55万PV(2026年1月)。