設備の老朽化により志村坂下で昭和33年(1958年)の創業以来、長年にわたり地域住民の憩いの場として親しまれてきた銭湯「松の湯」が、設備の老朽化に伴い2026年12月31日をもって閉店することが分かりました。


昭和・平成・令和と、街の移り変わりを見守りながら営業を続けてきた同湯。心まで温まるお湯とアットホームな雰囲気は、近隣住民だけでなく、遠方から訪れる銭湯ファンからも深く愛されてきました。


しかし、近年は営業を維持するための設備老朽化が深刻化し、今後の継続が困難であることから、惜しまれつつも長い歴史に幕を下ろす決断をされました。

地域の日常に寄り添い、数え切れないほどの思い出を届けてくれた「松の湯」さん。
これまで長い間、ありがとうございました。
おまけ 銭湯文化
街から銭湯が少しずつ姿を消しています。
銭湯の経営者の方とお話をすると、厳しい経営環境について、さまざまな声が聞こえてきます。
特に大きな問題は、設備の老朽化とエネルギーコストの高騰です。
ボイラーや配管など、どこか一つが壊れても修繕には多額の費用がかかります。
「正直、修繕費用も高い。燃料費なども上がっている。廃業を考えるしかない」という声も聞かれます。
そんな中、江古田の銭湯「浅間湯」では、経営をバトンタッチして事業を継続するという新しい動きがありました。
銭湯を閉めるのではなく、次の担い手へ引き継いでいく。こうした取り組みは、銭湯文化を残していくための一つの可能性かもしれません。
銭湯は、単にお風呂に入る場所ではなく、地域の人たちが顔を合わせ、交流する大切な場所でもあります。
一度なくなってしまった銭湯を復活させるのは簡単ではありません。
厳しい経営環境が続く中、こうした事業継承の動きが広がり、地域に根付いた銭湯文化がこれからも残っていくといいですね。





