大手のメディアでも話題になっている高島平団地33街区や高島平第七小学校跡地の再開発に伴うタワマン建設ですが、建設予定地の高島平第七小学校を記録に止めようと思い散策してきました。
高島平第七小学校跡地


高島平第七小学校の校庭や校舎の一部は地域の方々が利用できるようになっています。お子さんが遊んだり、おとしよりの散策に利用できると記載されていますが、青年や壮年の方々も散策することができます。
校舎


校舎はご覧のように汚れも目立つようになり、2026年の解体を待つばかりです。高島平第七小学校は1979年4月1日に開校し、2007年3月に閉校しました。閉校までの間に2,354人の卒業生を送り出しました。都議会議員を務められている宮瀬英治さんも当校の卒業生だそうですぞ。
校庭


校庭からは高島平団地や板橋区医師会病院が見えます。



赤茶色のサッカーゴールや朽ちたバスケットゴール、使用禁止となった登り棒などがあります。


タイルが剥がれ落ちています。


校舎はがらんとしています。カーテンは経年劣化もありビリビリになってしまっていますが、先日の棟下げ式にて校舎に入られて頂きましたが、しっかりとした作りで掃除もきちんとしているので、内部は備品を入れれば授業ができそうな雰囲気があります。

かつては校庭にあった登り台ですが、今は校舎の脇においてあります。
卒業生が残したもの


こちらは昭和62年の第8回卒業生が残していった彫刻ですかね。

こちらは第7回卒業生が残していった方位を示すものみたいです。日時計になっているのかな(もしおわかりになる方がいらっしゃったらコメントお待ちしております)。
中庭



高島平第七小学校には珍しい中庭があります。中庭にはジャングルジムがあり、開校当時は校庭にも中庭にも元気の子どもたちの声が溢れていたのでしょう。


中庭を出ると裏門があり、道路を挟んで向こうには高島平三丁目の団地が立ち並んでいます。
再開発と地域の声
廃校したのが2007年ですから、それから土地の再利用が決まるまでに20年近い時間を要しました。そして、2026年から解体工事がはじまり、その後2030年代前半にタワマンに生まれ変わる予定だそうです。


住民の方は高島平団地への愛着やタワマンがそびえ立つことへの複雑な思いもあり、反対署名活動などを行い、2025年4月に団地の2自治会が反対署名3538筆を区に提出しました。しかし、提出した6日後の4月21日、区は区都市計画審議会に地区計画の決定について付議し、賛成18、反対1で可決されたそうです。

高島平の再開発に係る都市計画ですが、所定の手続きを経て2025年6月23日にて告示・施工されました。

今後は、板橋区としても今後もUR都市機構とともに丁寧に地域住民への対話をするとともに、団地の取り壊しに伴う新しい住居についても住民に寄り添った対応をするとのことです。
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