350円の朝定食。懐かしさと温かさに満ちた創業70年の大衆食堂「一龍食堂」。

東京都板橋区役所近くにある「一龍食堂」は、創業70年を迎える大衆食堂です。先代からお店を引き継いだ2代目の店主が、50年もの間変わらぬ味と温かい雰囲気を提供し続けています。

一龍食堂さんの場所

「一龍食堂」は、東京都板橋区氷川町1-1に位置しています。昔は都電が走っていたという歴史ある場所にあり、周辺には現在、高速道路や高層ビルが立ち並んでいますが、一龍食堂の暖簾をくぐると、懐かしい雰囲気が広がります。

外観

お店は横開きの扉が特徴的で、昭和の時代にタイムスリップしたかのようなレトロな佇まいです。店頭には手書きのメニューボードがあり、その温かく丁寧な文字からは、お店の心遣いが感じられます。

内観

店内に入ると、カウンターとテーブル席があり、映画のセットのような趣のある空間が広がっています。時がゆっくりと流れるような穏やかな雰囲気は、日々の喧騒を忘れさせてくれます。

一龍食堂の名前は先代の御兄弟、二代目の叔父に当たる方が命名されたそうで、一流になるように、また、縁起の良い龍という字を使い、「一龍食堂」という名前にしたそうです。

席に着くとお母さんが温かいお茶を出してくださいます。

メニュー

一龍食堂の魅力は、何といってもその豊富なメニューと良心的な価格です。朝は7:00から9:30まで朝定食350円を提供しており、驚きの価格設定は近年の値上げ後も変わらず、非常に高いコストパフォーマンスを誇ります。

ランチタイムは10:30から14:00までで、日替わり定食500円をはじめ、焼き魚や肉豆腐など、心と身体に優しい家庭的なメニューが並びます。単品メニューも充実しているため、自由に組み合わせて自分だけの定食を楽しむことができます。

朝定食350円+鮭300円

一龍食堂の料理は、全体的に優しく、健康的な味わいが特徴です。 朝定食は、低塩分で身体に優しい味噌汁や、甘みのあるふっくらとしたご飯に、ひじき煮やおひたし、ポテトサラダといった小鉢がつきます(この日はポテトサラダでした)。

カボチャの煮物は甘すぎず辛すぎず、素材の味が引き立つ上品な味付けです。豆腐にはネギとしょうがが右と左に分けてかけてあり、2つの味を楽しめました。 

肉厚の鮭が300円でした。味は変わらないのですが、実が割れてしまっているということで50円値引きしてくださいました(恐縮です)。

朝の体にしみこむとっても優しい味わいの朝ごはんでした。ごちそうさまでした。

創業以来、地域の人々に愛され続けてきた「一龍食堂」。現在は70代のご夫婦が営んでおり、その温かい人柄もまた、多くの人々がお店を訪れる理由の一つです。支払いは現金のみ、全席禁煙となっています。昔ながらの温かい空間で、ホッと一息ついてみてはいかがでしょうか。

一龍食堂

名称一龍食堂
創業1950年代
住所〒173-0013 東京都板橋区氷川町1−1
電話番号0339611990
営業時間朝7時00分~9時30分、昼10時30分~14時00分
休業日日曜日

おまけ:昔の板橋区役所周辺

もともとセブンイレブンは米屋さんで、向かいは駄菓子なども扱い子供たちで賑わう万屋さんだったそうです。

首都高はなく、都電が巣鴨に向かって走っていたそうです。一龍食堂は70年に亘り同じ場所にお店を構えていますが、周囲はすっかり様変わりし、いつの間にか都会の喧騒に包まれてしまったそうです。

お役立ちリンク

遊座商店街に二店目オープン予定の人気のパン屋さん。

銀だこさんが閉店となりました。

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