ハッピーロード大山と再開発。「とれたて村」が20年の歴史に幕 ― 閉店セールで感謝を込めて

ハッピーロード大山商店街振興組合が運営する直営ショップ「とれたて村」が、2025年9月28日(日)をもって20年間の営業に幕を下ろします。閉店を前に、9月18日からは全品15%オフ、9月24日からは売り尽くしセールを開催。長年にわたり、地域住民と全国の生産者をつないできたお店への感謝と、別れを惜しむ声が広がっています。

地域と地方を結ぶユニークな取り組み

2005年10月、板橋区の協力のもとスタートした「とれたて村」は、都市の商店街と地方の農山漁村を結びつけ、双方を活性化させることを目指してきました。

北海道清水町、山形県尾花沢市、最上町、長崎県平戸市など、全国の様々な自治体と直接契約を結び、「顔の見える品」をコンセプトに、新鮮な野菜や特産品を販売。単なる小売店ではなく、生産者の想いを伝える掲示や試食販売を通じて、消費者との間に温かい交流を生み出してきました。

輝かしい功績と感謝の声

「とれたて村」の取り組みは、その独創性と成功が評価され、数々の賞を受賞しています。

  • 2006年には経済産業省の「がんばる商店街77選」に選ばれ、東京都の「第2回商店街グランプリ」で大賞を受賞。
  • 2007年には、当時の安倍総理と懇談するなど、国からも注目される存在となりました。

この事業は、商店街の賑わい創出だけでなく、板橋区内の小中学校への給食食材供給や、産地の修学旅行生受け入れなど、多岐にわたる交流活動を展開。都市と地方を結ぶ成功事例として、全国から視察が相次ぎました。

Instagramより引用。

2020年8月には商店街内で移転し、地域に密着した店舗として親しまれてきましたが、再開発に伴い建物の取り壊しが予定されていることもあり、20年の節目でその歴史を終えることになります。閉店まで残りわずかとなりましたが、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。

おまけ 閉店後

閉店後も再開発まではしばらく時間がありますので、その間は様々な地域の物産を販売したりするみたいです。この日は中学生が商店街で地域の特産品を販売していました。素敵ですね。

【地域の情報のまとめ】

地域情報を地域ごとにまとめています。気になる地域をクリックしてみてください。また、地域情報は地域のチャットルームが一番早く情報をゲットできたりしますので、よかったら、ご参加ください(無料で、入退室自由です)。

地域情報地域のLineチャットルーム(無料、入退室自由)
三田線沿線情報上板橋ときわ台中板橋大山下板橋高島平西台蓮根志村三丁目志村坂上本蓮沼板橋本町板橋区役所前新板橋いたばしチャット(180名)
中板橋情報なかいたチャット(募集中)
上板橋情報かみいたチャット(30名)
下赤塚情報あかつかチャット(200名)
東武練馬情報とうぶねりまチャット(50名)
光が丘情報光が丘チャット(100名)
和光情報わこうチャット(200名)
成増情報なりますチャット(約1,100名)

※チャットルームを作成して欲しい地域がありましたら、ご連絡頂ければ作成いたします(リソースの関係で皆さんの声を受けて少しずつ増やしております)。

また、みなさまからの地域情報やご意見・ご提案なども、お問合せフォームからお願いいたします。

この記事を書いた人