【お店レポート@志村坂上】半世紀に亘り、坂上で受け継がれる鰹出汁。「立ち食いそば さかうえ」にて、かき揚げ天そば540円を頂きました。

都営三田線志村坂上駅から徒歩2,3分のトンネルマーケット入り口にある「立ち食いそば さかうえ」に行ってきました。この場所には元々「おくちゃん」という蕎麦屋さんがありましたが、常連客でもあった中島さんが引継ぎ、2018年にオープンしたそうです。

場所

「立ち食いそば さかうえ」さんは都営三田線志村三丁目駅からサンバ祭りで有名な志村銀座商店街を2,3分歩いた場所にあります。昭和レトロな商店がとして人気なトンネルマーケットの入り口に位置しています。

お店

外観

外観は昔ながらの渋い佇まいですが、清潔感のある店内です。カウンターのみの立ち食い形式で、気兼ねなく食事を楽しめます。

メニュー

「かけ」が400円で、「かき揚げ天」、「紅生姜天」、「ちくわ天」が540円、「わかめ」、「きつね」等は450円となっています。天ぷらは揚げ置きですが、種類が豊富です。珍しいトッピングとして納豆やもずくなどもあります。

そばとうどんのいずれかを選択するのですが、さかうえさんでは、そばが2種類あります。田舎風の風味豊かな「黒そば」と、のどごしの良い「白そば」の2種類から選ぶことができます。

内観

カウンターはこんな感じです。荷物を置くラックが用意されているのがありがたいです。カウンターの下にはティッシュもあったりしてお客さんへの気遣いを感じました。

かき揚げ天 そば540円

さかうえさんのそばの特徴といえば、強烈なかつおだしの香りが漂う「つゆ」だと思います。実は、この「つゆ」は志村坂上で半世紀にわたって引き継がれている地域の味だったりします。

この場所には、さかうえさんの以前に「おくちゃん」という立ち食い蕎麦屋さんがありました。40年以上の歴史を持つ「おくちゃん」は、惜しまれつつも2018年2月に閉店し、「おくちゃん」の元常連客だった中島斗三之(とみゆき)氏が、その味を絶やしたくないという思いで、2018年4月に同じ場所で「さかうえ」を開店しました。

「さかうえ」の店主である中島氏は、「おくちゃん」の強烈なかつおだしの香りが漂うつゆへの敬意を払い、その味を継承していると語っています。

みなさんも、そんな志村坂上の伝統の味を食べに「さかうえ」さんに足を運ばれてみてはいかがでしょうか。

さかうえ

店名立ち食いそば さかうえ (たちぐいそば さかうえ)
ジャンル立ち食いそば、うどん
所在地東京都板橋区志村1-35-10
最寄駅志村坂上駅
営業時間8:00 – 17:00 (火〜日)
定休日月曜日

【地域の情報のまとめ】

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