都営三田線「高島平駅」から徒歩5分ほど。周辺では長年親しまれた「ダイソー高島平店」や隣の唐揚げ店「一歩」が惜しまれつつ閉店するなど、街の景色が少しずつ変わりつつあります。

そんな中、コインランドリー「木の実」に併設された小さなカウンターには、2026年1月現在もお客さんがひっきりなしにやってきます。ひたむきに美味しいサンドイッチを作り続ける名店、その人気の秘密に迫ります。
店名に刻まれた、母への想いと歴史

「木の実」という温かな店名には、大切なルーツがあります。その由来は、かつて江戸川区・小岩で店主の母が営んでいた喫茶店の名前。 母から受け継いだその名前を掲げ、現在は高島平の地で、日常に寄り添う手作りサンドイッチを提供しています。市場通り沿いという立地もあり、車で乗り付けて手早く購入していく常連さんの姿もこの店の日常風景です。
朝7時のオープンが支える、街の「朝」と「昼」

朝7時。爽やかな空気とともに、ショーケースには色とりどりのサンドイッチが並びます。

- 忙しい朝の味方: 通勤途中の会社員が朝食用に、あるいはランチ用にと次々に手に取っていきます。
- 手作りの安心感: しっとりふわふわで、ほんのり甘みのある食パン。そこに挟まれるのは、たまごサラダやポテトサラダといった、一口食べればホッとする「王道の美味しさ」です。
「組み合わせ」の妙が生む、欲張りな楽しさ

「木の実」の最大の特徴は、一つのパッケージに「異なる2種類のサンドイッチ」が組み合わされていること。

- 選ぶ楽しさ: 「たまごも食べたいけど、ガッツリしたカツも捨てがたい…」という悩みを解決してくれる、絶妙なコンビネーションが豊富に用意されています。
- 飽きのこない工夫: 定番のミックスサンドから、意外な組み合わせまで。毎日通っても新しい発見があるバリエーションが魅力です。
コインランドリー併設ならではの温もり

「コインランドリー木の実」が運営するこのお店。洗濯の待ち時間にサッと購入したり、店先のスペースで手軽に頬張ったりと、地域の人々の生活に完全に溶け込んでいます。

周辺の店舗が姿を消していく寂しさの中でも、「木の実」のカウンター越しに交わされる挨拶や笑顔は、高島平の街に変わらない温もりを届けています。
💡 訪れる際のアドバイス
- 早めの時間がおすすめ: お昼過ぎには売り切れてしまうメニューも多いため、午前中の訪問が確実です。
- おすすめコンビ: 初めての方は、人気の「カツサンド」が入ったコンビを。ボリュームと野菜のバランスが絶妙です。
母が営んだ喫茶店の名前を継ぎ、高島平の胃袋を支え続ける「木の実」。 変わらない「優しくて懐かしい味」を求めて、明日の朝、少し早起きして出かけてみませんか。




