高島平の赤塚公園通り沿いに、半世紀近くにわたり暖簾を守り続けているお店があります。雑貨店「ノワ」です。

現在は90歳近いご夫婦と息子さんのご家族で営まれており、店内には穏やかで懐かしい時間が流れています。

姿を消しつつある「駄菓子」の記憶

お店の入り口横には、子どもたちが集まる駄菓子コーナーが設けられています。最近では町から駄菓子屋さんが少なくなっていますが、店主の方にお話を伺うと、商品そのものも少しずつ姿を消している現状が見えてきました。

- 製造中止の波: かつての定番だった「ひも付きの飴」が、最近ついに製造中止になってしまったそうです。
- 形の変化: かつては箱入りで売られていた「きなこ棒」も、現在は個包装へと形を変えています。

長くお店を続けてこられたからこそ感じる、駄菓子文化の小さな変化に、時代の移ろいを感じずにはいられません。
暮らしを支える「地域の雑貨店」として


店内には駄菓子だけでなく、小学生向けの学習ノートや雑誌、お菓子、そして日用雑貨が所狭しと並んでいます。

コンビニエンスストアとはまた違う、近所の人たちが「ちょっとあのお店に行けばある」と信頼を寄せる、地域のインフラとしての役割を今も果たし続けています。
軒先のガチャガチャが目印

店外に置かれたガチャガチャも、昔から変わらないお店の風景の一部です。高島平の街並みとともに、何世代もの子どもたちを見守ってきた空気感が漂っています。

赤塚公園通りを散歩する際に、ぜひ立ち寄ってみてはいかがでしょうか。そこには、今も変わらず街を照らす温かい灯りがあります。



