【解体@高島平】「都立高島高校」が建て替えに向け解体へ。50年の歴史を刻んだ校舎と、高島平の新たな一歩

都営三田線沿線の風景が、いま大きな節目を迎えています。

板橋区高島平にある東京都立高島高等学校。1973年、高島平団地の入居開始とほぼ同時期に産声を上げたこの学び舎が、開校から50年を経て、老朽化に伴う全面建て替え工事の段階に入りました。

団地と共に歩んだ50年。多くの才能を輩出した学び舎

高島平団地の入居が始まった1973年。その象徴的な街の幕開けと歩調を合わせるように設置された高島高校は、半世紀にわたり地域教育の拠点となってきました。

YOUTUBEより引用。

その門をくぐった卒業生には、各界で活躍する著名人も多く名を連ねています。

  • 山口香さん(女子柔道のパイオニア・筑波大学教授)
  • 喜矢武豊さん(ゴールデンボンバー)
  • 金ちゃん(鬼越トマホーク)
  • ショーゴさん(東京ホテイソン)

特に野球部出身の喜矢武さんと金ちゃんが先輩・後輩の間柄であるエピソードなどは、地元でも親しまれている話題の一つですね。漫画家や政治家、プロスポーツ選手など、多様な分野で活躍する人材を送り出してきた校舎には、数えきれないほどの青春の記憶が刻まれています。

令和12年の完成を目指す「新校舎」の姿

Xより引用。

今回の建て替えは、単なる老朽化対策にとどまりません。これまでの校舎・体育館・プールを一つの建物に集約する「一体型校舎」へと生まれ変わります。

【今後の整備スケジュール(予定)】

  1. 仮設校舎の建設・移転(現在、グラウンドに3階建ての仮設校舎が設置済み)
  2. 既存校舎・プール棟の解体
  3. 新校舎・体育館棟の建設
  4. 仮設校舎・旧体育館の解体
  5. グラウンド・外構整備

最終的な竣工は令和12年(2030年)10月31日を予定。新校舎は4階建てとなり、施設がコンパクトにまとまることで、完成後には今よりも広いグラウンドが確保される計画です。

「高島平の若返り」を感じる景色

工事期間中(令和8年〜令和12年)の在校生にとっては、グラウンドに仮設校舎が建つため、活動スペースが限られるという忍耐の時期も続きます。しかし、その先に待っているのは、次世代の学習環境です。

現在、高島平エリアでは団地の再開発構想も進んでおり、街全体が「再生」へと向かう大きなうねりの中にあります。

慣れ親しんだ校舎が少しずつ姿を消していくのは寂しさもありますが、それは高島平が次の50年に向けて「若返り」を始めた証なのかもしれません。


【施設情報】

  • 名称: 東京都立高島高等学校
  • 所在地: 東京都板橋区高島平3-7-1
  • 工事予定期間: 2026年(令和8年)10月1日〜2030年(令和12年)10月31日

この記事を書いた人

なりチャン

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