ときわ台から中板橋にて向かう途中の環七沿いの道に立て看板が設置されていました。

何かと思い内容を見てみると、「無電柱化」に関する掲示でした。
無電柱化工事とは、都市景観や防災、安全性の向上などを目的として、電柱やそれに付随する架空の電線・通信線を地下に埋設する工事のことです。地中にケーブルを収めるための管路を埋設し、その中に電線などを通すことで、地上から電柱や電線をなくします。



地図を、見てみると東上線と環七が交差するあたりから歩道橋までの約400メートルにわたり電柱がなくなるそうです。
無電柱化のメリットとして、地震や台風、豪雪などの自然災害時に、電柱が倒壊したり電線が切断されたりするリスクがなくなることが挙げられます。環七や東武東上線といった交通インフラが集中する場所ですので、優先的に無電柱化が行われるということなのですかね。

ただ、無電柱化工事は多くの費用もかかるそうです。工事の第一段階としては、地下に通っている配管設備を移設させ、電線が通る地下スペースを確保する必要があります。

次に、掘削した溝に、電力ケーブルや通信ケーブルを収容するための管路(電線共同溝の本体)を敷設します。

各家庭や事業所へ電力や通信を引き込むための引込管を、敷地境界付近まで敷設します。

地中化への切り替えが完了し、不要になった電線や電柱を撤去します。

抜柱後の地面の整備や、必要に応じた最終的な舗装補修などを行います。
デズニーランド周辺は景観を大切にするために電柱がなかったりするそうですが、無電柱化工事は東京都の無電柱化計画に基づき都内を中心に様々な場所で行われているそうです。
例えば、銀座、丸の内、日本橋といった商業・観光の中心地や、災害時の避難路となる緊急輸送道路などで無電柱化が進んでいます。また、板橋区でも無電柱化推進計画に基づき、日大病院前通りや環七通りなど、防災上重要な道路や交通量の多い道路を中心に工事が進められています。
板橋区のHPに無電柱化計画の整備候補路線の情報が出ていました。板橋区役所周辺や東武東上線の北側を並行して走る道路(ときわ台駅北口からイオン板橋の方まで続く長い区道ですねかね)、また、駅前の主要道路や病院周辺が候補になっているようです。成増だと、スキップ村や南口ロータリーあたりが対象になってますね。

無電柱化は予算も時間もかかるかなり大規模な工事なので、少しずつ進捗していくみたいですが、安全・安心な街づくりや景観、また、バリアフリーなどの観点からも大切な工事かもしれませんね。
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