板橋区徳丸7丁目の高台に、宅地化の計画が浮上しています。 現場は、かつて広大な「徳丸ヶ原」を見渡したであろう、見晴らしの良いエリア。現在、周辺住民の間では期待とあわせて、この土地が持つ「重層的な歴史」への関心が高まっています。

現状:お稲荷様と農園が残る「徳丸の風景」

現在、建設予定地周辺には古くから地域を見守ってきた「お稲荷さん」や、板橋らしいのどかな風景を残す「農園」が点在しています。
- 現地の様子: まだ本格的な更地化は進んでおらず、往時の面影を残した状態です。
- 周辺環境: 前谷津川(現在は緑道化)に近く、豊かな水辺と高台の恩恵を受けてきた土地柄が伺えます。

歴史的価値:足元に眠る「旧石器・縄文の記憶」

徳丸7丁目は、単なる住宅街ではありません。実は「旧石器時代から人が住み続けてきた場所」として、考古学的にも非常に重要なエリアです。
かつての発掘調査では、以下のような貴重な遺物が出土しています。
- 旧石器時代の石ナイフ: 数万年前の狩猟生活の痕跡。
- 縄文土器: 定住が始まった時期の生活の証。
今回の大型開発にあたって、ファンの間では「工事に際して新たな遺跡や遺物が発見されるのではないか」という声も上がっています。板橋の成り立ちを知る上で、この土地の地下にはまだ語られていない物語が眠っているかもしれません。


