立春を過ぎてもなお、厳しい寒さが続く2026年2月。東武東上線・中板橋駅を降りて商店街へ向かうと、そこには昭和から令和へと受け継がれる「温かい食卓の風景」が今も息づいています。

特にスーパー「よしやセーヌ中板橋本店」が鎮座する通りは、地域の買い物客がひっきりなしに行き交う商店街の心臓部。今回は、このエリアで半世紀以上にわたり住民の胃袋を支え続ける、個性豊かな3つの名店をご紹介します。

【日乃出屋】70年の歴史が紡ぐ、心に染みる「母の味」

よしやの斜め向かい、昭和の面影を色濃く残す店構えで迎えてくれるのが「日乃出屋((有)日乃出屋)」です。先代から数えて70年近く、この場所で中板橋の移り変わりを見守ってきました。

かつては今以上の賑わいを見せていたというこの通りで、半世紀以上にわたり地域の台所を支え続けています。

- 推しの一品: 脂ののった「鮭」の焼き魚は、冷めても美味しいと絶賛される看板メニュー。
- 家庭の定番: 自家製の煮物、佃煮、おからやひじきなど、「母の味を思い出す」と遠方から訪れるファンも多い優しい味付けが魅力です。

【サンエー】人情味と安さが自慢!行列ができる街の惣菜店

よしやのすぐ目の前で50年以上暖簾を守り続ける「サンエー」は、店主の気前の良さとぬくもりある会話が魅力のお店です。休日には行列ができるほどの人気を誇ります。

- 驚きのコスパ: 「ツナサラダ」や「春雨サラダ」が100g 150円という、財布に優しい価格設定。
- 旬の味: 「春菊と蓮根の中華煮(100g 200円)」や「きのこサラダ(100g 250円)」など、その時期の野菜に合わせたメニューが並びます。
- ご飯の相棒: 濃厚な味わいの「揚げ辛し煮」(100g 250円)は、これだけでご飯が何杯でも進む逸品。 時折、店主がサービスで試食をさせてくれたり、消費税分を端数調整してくれたりと、個人店ならではの「人の温かさ」に触れられる場所です。

【太洋かまぼこ店】出汁の香りに誘われて。希少な手作りおでんの聖地

よしやのすぐ隣、立ち上る湯気と出汁の香りに誘われるのが「太洋かまぼこ店」です。

築地から豊洲への移転に伴う問屋の閉鎖や、代替わりによる廃業で街の練り物屋さんが激減する中、同店は保存料を使わない新鮮な魚のすり身にこだわり続けています。

- おでんの宝箱: 大根やたまご(90円)、はんぺん(40円)といった定番から、野菜ボール(20円)、ごぼう巻(50円)、しゅうまい巻(130円)まで、目移りするほどのラインナップ。
- 職人の意地: 厳しい仕入れ環境の変化を乗り越え、一年中変わらず提供される練り物は、まさに「中板橋の宝」とも言える味です。

おわりに:お買い物は「いたばしPay」でお得に

中板橋を拠点とする「よしや」は、板橋区内(赤塚新町や仲宿など)でも親しまれている地域密着型スーパーです。2026年現在も、「いたばしPay」の20%還元キャンペーンなどを賢く利用すれば、これら老舗の味をさらにお得に楽しむことができます。
寒さが厳しい2月の夕暮れ、よしや前の通りを歩けば、きっと心まで解きほぐしてくれる「ぬくもりの味」に出会えるはずです。今夜の夕飯は、中板橋の商店街で揃えてみませんか?

