【洋菓子&カフェ@中板橋】創業60年。駅前を見守り続ける「欧風菓子 白鳥」で、変わらない贅沢を味わう

東武東上線・中板橋駅の北口を出てすぐ。4階建ての自社ビルに掲げられたレトロな看板が、訪れる人を優しく迎えてくれるのが「欧風菓子 白鳥(しらとり)」です。

昭和41年(1966年)の創業から60余年。かつては平屋や個人商店が並んでいたこの街の景色が、高い建物へと移り変わる中、変わらずにこの地で愛され続けてきた名店を訪ねました。

銀座「凮月堂」の職人魂が息づく、本物の味

現在は2代目店主の白鳥忠光さんが中心となり、お店を切り盛りされています。創業者は、和菓子の名店「銀座凮月堂」に長年勤めた職人だった先代。 「本場ヨーロッパの菓子文化を広めたい」という情熱から始まったこの店は、今や中板橋の文化そのものといっても過言ではありません。

「良い材料を使えば、美味しいものが提供できる」

この先代の教えは今も固く守られています。「クリームが軽く上品」という評判の裏には、創業当時の贅沢なレシピがあるといいます。かつては高級店として出発したからこそ、素材を惜しまない。そのこだわりが、令和の今も息づいています。

驚きの「庶民価格」に込められた真心

昨今の物価高で原材料の価格が上がる中でも、白鳥のケーキは驚くことにその多くが500円を切る価格帯です。

値段を上げない努力を続けていたら、結果的に庶民価格になっていたそうです。しかし、そのボリュームは大きく、食べ応え十分。家族みんなが笑顔になれる価格とクオリティを維持し続けている点に、お店の深い愛を感じます。

看板メニュー「スワンシュー」と多彩な焼き菓子

お店を訪れたら外せないのが、店名にちなんだ「スワンシュー」です。

  • スワンシュー: 羽を広げたようなシュー生地に、真っ白な粉砂糖。一つひとつ手作りのため、表情が少しずつ違うのも愛らしいポイントです。
  • 森の精バームクーヘン: 「いたばしの一品」にも選定されている逸品。
  • 焼き菓子の数々: 「レザンヌ」「パルミエ」「チーズサブレ」など、手土産に喜ばれるラインナップが揃っています。

街の特等席、2階の喫茶スペースで過ごす時間

2階は、ゆったりとした4人掛けテーブルが並ぶ喫茶スペース。テレビやYouTubeの撮影にも使われることが多く、遠方から訪れるファンもいるほど。

窓からは中板橋駅が目の前に見え、行き交う電車を眺めながらのんびり過ごせます。昨年まであった大きな琵琶の木が伐採され、現在はよりすっきりとした景色が広がっています。

喫茶ではケーキのほか、サンドウィッチやホットドッグも楽しめ、モーニング(コーヒー注文でパンがつくサービス)を目当てに来店する常連さんも絶えません。

家族が競って食べる、幸せの味

今回は帰りにお店の方に勧めて頂いた「スワンシュー」「ミルフィーユ」「チーズケーキ」を購入しました。 持ち帰ると、子どもたちが競うようにしてペロリ! 「美味しいね」と家族で言い合いながら食べる時間は、日常に彩りを添えてくれる幸せなひとときでした。


店舗情報:欧風菓子 白鳥

  • 住所: 板橋区弥生町31-15(中板橋駅北口すぐ)
  • 営業時間: 10:00~20:00
  • 定休日: 水曜日
  • 電話番号: 03-3958-4425
  • SNS:Instagram

歴史ある老舗ながら、どこか親しみやすく温かい。中板橋の日常に欠かせない、優雅で優しい一軒です。

この記事を書いた人

なりチャン

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