【パン】噛むほどに小麦が香る!「TENERA bread & meals」で出会う極上パンと優しい心遣い

世の中には魅力的なパン屋さんがたくさんあります。

高島平の「下田流」練馬高松の「フクパン」のように、一口頬張るとやわらかさと優しい甘みが口いっぱいに広がるパン屋さんも大好き。

そんな私が今回訪れたのは、ずっと気になっていた文京区・白山の「TENERA bread & meals」です。

ここで出会ったのは、ふわふわで優しいパンとは少し違う、噛むほどに小麦の香りと旨みが広がる、力強いパンでした。


「TENERA」ってどんなお店?

TENERA(テネラ)は、文京区白山にあるベーカリー。

店名の「TENERA」はイタリア語で、「やさしい・思いやりのある・愛情のある」という意味です。

お店には、パンを通して「より多くの人に、より大きな幸せを届けたい」という思いが込められています。

「やさしい」という名前を持つパン屋さんですが、実際にパンを食べてみると、その味わいは意外なほど力強い。

このギャップも、TENERAの魅力のひとつなのかもしれません。


TENERAのパンづくりのこだわり

TENERAのパンを食べて感じる大きな特徴は、小麦の存在感です。

ふわふわで口どけのよいパンというより、香り、焼き色、食感をじっくり味わうパン。

その背景には、素材と製法へのこだわりがあります。

1.店内の石臼で挽く、フレッシュな全粒粉

TENERAでは、福岡県で無農薬栽培された小麦を、店内の石臼でゆっくり挽いて全粒粉にしているそう。

挽きたての全粒粉を使うことで、小麦の風味をしっかり感じられるパンに仕上げています。

実際に食べてみると、一般的なパンとは少し違う、穀物の香ばしさや奥行きのある味わいを感じます。

2.しっかり焼き込んだ、濃い焼き色

TENERAのパンを見て最初に目を引くのが、こんがりと濃い焼き色。

特にクロワッサンは、一般的なものよりもかなり深い色合いに焼き上げられています。

その焼き色から想像する通り、表面はザクッ

香ばしい焼き目と全粒粉の風味が重なり、噛んだ瞬間から小麦の存在感が広がります。

3.噛むほどに感じる、小麦のコク

TENERAのパンは、一口目だけで完結するおいしさではありません。

しっかり噛んでいると、全粒粉の香ばしさや小麦のコクがじわじわと広がっていく。

「パンを食べる」というより、「小麦を味わう」

そんな感覚に近いかもしれません。


夕方に訪問。残っていたパンを購入!

この日は夕方に訪問。

こぢんまりとした温かみのある店内には、パンがきれいに並んでいました。

夕方ということもあり、商品は少なくなっていましたが、幸運にも気になっていたパンをいくつか購入することができました。


1.クロワッサン

TENERAに来たら、まず食べてみたかったのがクロワッサン。

全粒粉とスペルト小麦を使ったクロワッサンで、一般的なクロワッサンとはひと味違う個性的な仕上がりです。

まず驚くのが、濃い焼き色。

ひと口食べると、表面はザクッ

そのあとからバターの芳醇な香りと、小麦の香ばしさが追いかけてきます。

ふんわり軽いクロワッサンを想像して食べると、いい意味で裏切られる。

「こんなクロワッサンもあるんだ!」

と思わせてくれる、TENERAらしさが詰まった一品でした。


2.焼ドーナツ(プレーン)

幸運にも最後の1個が残っていました。

ひと口食べると、油っぽさが強くなく、ほどよくしっとり、もちっとした食感。

甘さも強すぎず、素朴で穏やかな味わいです。

きび砂糖の自然な甘みも感じられ、コーヒーや紅茶と一緒にゆっくり楽しみたくなる焼ドーナツでした。


3.バターミルク食パン

こちらは、クロワッサンとは対照的な魅力を感じたパン。

水分をたっぷり含んだようなしっとり感があり、もちもちとみずみずしい食感が印象的です。

噛むとほんのりとした甘みが広がり、食パンそのもののおいしさをじっくり楽しめます。

トーストして香ばしさを加えてもおいしそう。


4.グラノーラ(シリアル&カカオニブ)

パンだけでなく、グラノーラも購入。

オートミールやカカオニブなどが入っていて、ザクザクとした食感が楽しい一品です。

ナッツやごまなどの香ばしさも加わり、噛むほどに味わいが広がります。

ヨーグルトに合わせるのはもちろん、ちょっとしたおやつとしてそのまま食べるのもよさそう。


素敵な接客にも心が温まる

そして、パンと同じくらい印象に残ったのがお店の方の丁寧な接客でした。

購入するパンについて尋ねると、それぞれの商品の特徴やこだわりを丁寧に教えてくださる。

パンについて知れば知るほど、食べるのが楽しみになります。

おいしいパンを買えたことはもちろんですが、最後にお店を出るときには、なんだか心まで温かくなっていました。

店名の「TENERA」が意味する「やさしさ」という言葉が、パンだけではなく、こうしたお店の雰囲気にもつながっているように感じます。


「やさしい」という名前と、力強いパン

TENERAを訪れて面白いと思ったのが、店名とパンの味わいのコントラストです。

「TENERA」は「やさしい・思いやりのある・愛情のある」という意味。

ところがパンは、全粒粉の香ばしさ、濃い焼き色、ザクザクとした食感など、かなり力強い。

でも、噛みしめていると、その奥に小麦本来の自然な甘みや旨みが感じられる。

それは決して強すぎる味ではなく、素材を大切にした結果として生まれる力強さ。

そして、そんなパンを丁寧に紹介してくれるお店の方の温かさ。

パンは力強く、人はやさしい。

そんなところにも、TENERAというお店の魅力があるのではないでしょうか。


次回はハード系を狙いたい!

Instagramより引用。

今回は夕方の訪問だったため、店頭の商品はかなり少なくなっていました。

それでも、クロワッサン、焼ドーナツ、バターミルク食パン、グラノーラと、TENERAのいろいろな魅力に触れることができました。

次回はもっと早い時間に訪れて、バゲットやナッツ・種を使ったパンなど、今回出会えなかった商品も味わってみたい。

そして、今回購入したパンとはまた違う、TENERAの「小麦を味わう」魅力をじっくり楽しみたいと思います。

白山・千石周辺を訪れた際には、ぜひ立ち寄ってみたいパン屋さん。

「やさしい」という名前の奥に、力強い小麦の味わいがある。

そんなTENERAのパンは、一度食べると記憶に残るおいしさでした。


店舗情報

TENERA bread & meals

  • 住所:東京都文京区白山4-37-37
  • アクセス:都営三田線「白山駅」から徒歩約8分/「千石駅」から徒歩約6分
  • 営業時間:10:00〜18:00
  • 営業日:月・火・土・日
  • 定休日:水・木・金
  • スタイル:テイクアウト
  • HP Instagram

※営業時間・営業日は変更になる場合があります。訪問前に公式情報をご確認ください。

この記事を書いた人

なりチャン

なりますチャンネルは、成増をベースに東京の城北エリア(板橋・練馬)の地域情報を地元目線でリアルタイムにお届けしていきます✉「子どもたちが地域の方々と触れあい、地域をもっと好きになってほしい」という想いで2022年頃に始めました。月間55万PV(2026年1月)。