39年の歴史に幕。大山ハッピーロード「世恵蘭」閉店と、再開発の足音が聞こえるピッコロスクエア周辺のいま

東武東上線・大山駅前の「ハッピーロード大山商店街」。ピッコロスクエア周辺の再開発地区において、また一つ地域の歴史を紡いだ名店が暖簾を降ろしました。

39年の歴史に幕を下ろした中華料理「世恵蘭」

長年、地元住民や買い物客に親しまれてきた中華料理店世恵蘭(せえらん)が、2026年7月30日をもって閉店となりました。

ラーメンなどの麺類はもちろん、炒飯、春巻、麻婆豆腐といった幅広いメニューで街の胃袋を支え続けた39年間。

名物店「辰屋かぎや」に滲む地域への想い

近隣には、歌手「レイモンド鍵ヤ」として地域ソング『愛されて板橋』を歌う名物店主の和菓子屋辰屋かぎや 大山総本店(江戸時代の老舗「鍵屋」の屋号を継ぐお店)もあります。

世恵蘭の店頭に置かれたかぎやさんの「ご自由にお持ちください」の文字からは、街の景色が変わろうとも変わらない店主の温かな地域愛が感じられます。

着々と進む再開発と、灯り続ける大山の街明かり

ピッコロスクエア周辺では、2026年5月末に「ふなちゅう」、6月末に「コロラド」が相次いで閉店するなど、街の変化が加速しています。

一方で、テレビの有名店「伊勢屋」や、再開発への反対を掲げて営業を続ける「コモディイイダ」など、いまも力強く明かりを灯す店舗もあります。

少しずつ、しかし確実に聞こえてくる再開発の足音。変化の渦中にあるハッピーロード大山商店街ですが、長年親しまれたお店の記憶はこれからも地域に生き続けていきます。

この記事を書いた人

なりチャン

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