【板橋区】地下鉄成増駅の公衆電話が11月10日に撤去へ 防災時の通信手段は?成増周辺には「災害時用公衆電話」も

地下鉄成増駅の改札脇に設置されている公衆電話が、2026年11月10日に撤去される予定です。

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携帯電話やスマートフォンが普及し、普段、公衆電話を利用する機会は少なくなりました。一方で、災害などで携帯電話が使いにくくなった場合には、公衆電話が重要な通信手段になることもあります。

今回の撤去をきっかけに、成増周辺の公衆電話と、災害時の通信手段について調べてみました。

地下鉄成増駅の改札脇にある公衆電話が撤去へ

撤去されるのは、地下鉄成増駅の改札脇に設置されている公衆電話です。

現地には撤去のお知らせが掲示されており、2026年11月10日に撤去される予定となっています。

長年、駅を利用する人の通信手段として設置されてきた公衆電話ですが、今回、駅構内から姿を消すことになります。

撤去については、公衆電話の設置基準の見直しに伴い、NTT東日本が設置状況などを踏まえて判断したものとされています。

公衆電話の設置基準が見直される

NTT東日本では、2022年4月の制度改正に伴い、第一種公衆電話の設置基準が見直されています。

従来は、

・市街地:おおむね500m四方に1台
・その他の地域:おおむね1km四方に1台

という基準でした。

現在は、

・市街地:おおむね1km四方に1台
・その他の地域:おおむね2km四方に1台

へと緩和されています。

設置基準の緩和によって、一定の地域に必要とされる公衆電話の数が少なくなり、NTT東日本では設置場所の見直しや削減が進められています。

携帯電話の普及によって公衆電話の利用が減少する中、こうした制度変更も街から公衆電話が減っている背景の一つとなっています。

撤去後、近くの公衆電話は?

地下鉄成増駅の公衆電話が撤去された後、近隣で利用できる公衆電話として確認できるのが、東京都板橋区成増1丁目28番付近、三井住友銀行前の公衆電話です。

駅構内の公衆電話がなくなることで、駅で急に電話をかける必要が生じた場合には、これまでより少し歩く必要があります。

普段は携帯電話を利用していても、スマートフォンのバッテリー切れや故障、通信障害などを考えると、近くの公衆電話の場所を知っておくことは無駄ではありません。

防災面では「公衆電話」の役割も

公衆電話が減少している一方で、災害時の通信手段を確保するための仕組みは別に整備されています。

それが「特設公衆電話(災害時用公衆電話)」です。

特設公衆電話は、災害発生時に避難所などで通信手段を確保することを目的としたものです。

通常時には利用せず、災害時に施設側が電話機を接続して使用するタイプがあります。

災害時には、携帯電話の基地局が被災したり、通信が集中したりすることで、携帯電話がつながりにくくなる可能性があります。

そのため、避難所などに災害時用公衆電話を事前に整備しておくことで、被災した地域での通信手段を確保します。

成増周辺にも「災害時用公衆電話」が設置されている

NTT東日本の「災害時用公衆電話設置場所」の公開データを確認すると、成増周辺にも複数の施設に特設公衆電話が設置されています。

主な設置場所は次の通りです。

・成増社会教育会館 3台
・赤塚第二中学校 3台
・成増地域センター(SEIYUビル4階内) 3台
・特別養護老人ホーム ケアタウン成増 3台
・赤塚体育館 5台
・赤塚福祉園 3台
・赤塚第三中学校 3台
・赤塚新町小学校 3台
・介護老人保健施設 赤塚園 3台

このうち、成増駅周辺で見ると、成増社会教育会館、赤塚第二中学校、成増地域センターなどが比較的身近な設置場所になります。

通常の公衆電話と「災害時用公衆電話」は別物

NTT西日本のHPより引用。

ここで注意したいのが、街中に設置されている通常の公衆電話と、特設公衆電話は役割が異なるという点です。

通常の公衆電話は、普段から誰でも利用できます。

一方、災害時用公衆電話は、災害時に避難所などで通信を確保するためのものです。通常時には電話機が設置されていない場合もあり、災害発生時に施設側が電話機を接続して利用します。

つまり、地下鉄成増駅の公衆電話が撤去されたからといって、災害時の通信手段そのものがなくなるわけではありません。

ただし、駅を利用している人が、駅構内で普段から利用できる公衆電話がなくなるという点では、これまでとは状況が変わります。

「普段使う電話」から「災害時に使う電話」へ

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携帯電話やスマートフォンが普及したことで、街中の公衆電話は少しずつ姿を消しています。

一方で、災害時には通信手段を確保することが重要になります。

そのため、日常的に利用する公衆電話を減らす一方で、避難所などに災害時用公衆電話を整備するという、通信手段の役割分担が進んでいます。

今回、地下鉄成増駅の公衆電話が撤去されることで、駅構内からまた一つ公衆電話がなくなります。

修理手配中

普段はスマートフォンがあれば困らないかもしれませんが、災害時には「どこで電話をかけられるのか」を知っておくことも、防災の一つと言えそうです。

地下鉄成増駅を利用する際には、通常の公衆電話だけでなく、成増周辺の避難施設や災害時用公衆電話の場所も一度確認しておくと安心です。

おまけ 地下鉄成増駅のエスカレーター工事

2026年10月上旬まで工事予定となります。

この記事を書いた人

なりチャン

なりますチャンネルは、成増をベースに東京の城北エリア(板橋・練馬)の地域情報を地元目線でリアルタイムにお届けしていきます✉「子どもたちが地域の方々と触れあい、地域をもっと好きになってほしい」という想いで2022年頃に始めました。月間55万PV(2026年1月)。