最近、街を散策していると本を扱うお店がどんどんと数を減らしていってしまっている印象を受けます。時代の流れといえば、そうなのかもしれませんが、本が無くなることへの憂いを込めて記事にもしてみました。
減りゆく街の本屋さん

直近では下赤塚のブックオフが閉店し、2025年7月初旬にお店の前を通ると看板が外されていました。

成増や赤塚新町のTSUTAYAがなくなり、また成増のゲオといったコミックのレンタルをするお店がなくなってしまいました。
こうした大きな資本を持つ会社ですら、実店舗で本の商売をするのが難しい時代になってしまいました。
絶命危惧種となった古本屋さん
電子書籍の普及に伴い書籍の流通量が減り、また、アマゾンや楽天、メルカリにヤフオクといったオンラインでの商取引も増える中で、実店舗を構えて生業を続けていくのはなかなか難しいというのが実情なのかもしれません。

私自身、学生時代は板橋区や練馬区の古書店に足繁く通い、秋田文庫の手塚治虫先生のシリーズを少しずつ買い集めるていましたが、今となってはかつて通った古書店もほとんどなくなり、下赤塚の司書房や中板橋や高島平のブックオフくらいしかぱっと思いつきません。

大資本ですら、店舗を維持するのが難しい中、街の本屋さんなどは、さらに状況が厳しいのでしょう。
街から本が消える日!?

駅の改札を出ると、本屋さんがあり、通勤や通学の合間にじっくりと本の世界に入り込むというコミューターの文化も、昨今のスマートフォンの普及で廃れてしまっているのかもしれません。
最近では、図書館の書籍を電子化してしまって、タブレットで本が読めるようにし、図書館跡地の有効活用を検討しようという声も聞こえてくることがあります。

あらゆるものが電脳世界に吸い込まれていく時代に、五感で感じられる実物が手元にある必要性とは何かが問われているような気がします。
資本主義社会ですから、本屋業界の栄枯盛衰も経済合理的な新陳代謝のメカニズムなのかもしれませんが、ふらっと立ち寄れる場所に本屋さんがなくなることには一抹の寂しさを禁じえません。
成増と本屋業界とマンション建設

成増もかつては白子川沿いに「東京印象館(現シティテラス)」や「白水社(現長太郎建設が建物建設中)」、「広明(現成増ガーデンハウス)」といった印刷や出版、製紙といった本屋業界と縁の深い会社が多くありました。
白子川沿いに立ち並ぶ高層マンション群はもしかしたら本屋業界に訪れた大きな流れと無関係ではないのかもしれませんね。
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