2025年12月25日、東武東上線の主要駅である成増駅にて、待ち望まれていたホームドア(可動式ホーム柵)が待望の稼働を開始しました。
3年にわたるプロジェクトが結実

東武鉄道が「2025年度までに成増駅、下赤塚駅、東武練馬駅へホームドアを設置する」と発表したのは2022年10月のことでした。 成増駅では2025年に入ると準備が本格化。

6月頃からは終電後の夜間工事が連日行われ、線路に特殊車両が乗り入れる珍しい光景も見守られてきました。11月23日には2番線に筐体が設置され、「稼働は年末」と予告されていた通り、本日ついにその扉が動き出しました。

命を守り、遅延を防ぐ「優しいホーム」へ

ホームドアの設置は、駅の安全性を劇的に向上させます。
- 事故の未然防止: 混雑時の接触や歩きスマホによる転落、視覚障害者の方の足踏み外しといった命に関わる事故を物理的に防ぎます。
- 酔客対策の決定打: 成増駅周辺は飲食店が多く、特に年末は忘年会帰りの酔客によるトラブルが懸念される時期です。これまでも「線路に対して垂直なベンチ」などで対策が講じられてきましたが、ホームドアの設置でその心配は大幅に低減します。
- 運行の安定: 人身事故によるダイヤの乱れが激減するため、通勤・通学の遅延ストレスが解消され、定時運行が守られます。

通過列車による風圧や恐怖心も和らぎ、小さなお子様から高齢者まで、誰もが安心して利用できる「優しい駅」へと進化を遂げました。
今後のスケジュール


今回稼働したのは、ホーム内側の2番線・3番線です。外側のホームについても、以下のスケジュールで整備が進む予定です。
- 4番線: 2026年1月31日に柵設置
- 1番線: 2026年2月7日に柵設置
- 全線稼働: 2026年3月10日より1〜4番線すべてが稼働予定


成増駅にとって、2025年のクリスマスは「安全という最高のプレゼント」が届いた大きな節目となりました。全番線の稼働が完了する来春、成増駅の安全性は完成形を迎えます。

