【板橋区・大谷口】昭和30年代から続く蒲吉の『おでん種専門店』と和泉屋の『自家製豆腐店』の絶品コンビ

2026年1月、厳しい寒波がやってきました。こんな日は、体の芯から温まる熱々のおでんが恋しくなります。

大谷口にある「パステル宮の下商店街」

「美味しいおでんの具材を揃えたい」と思い立ち、足を運んだのは板橋区にある「パステル宮の下商店街」。日大病院の裏手に広がるこの商店街は、大谷口の皆さんの日常を支える、昔ながらの風情が残る温かい場所です。

商店街の入り口に並ぶ2軒のお店。

おでん種の「蒲吉商店」

おでん種を扱う名店。

商店街の入り口で迎えてくれたのは、昭和34年創業の「蒲吉商店(かまよししょうてん)」。半世紀以上にわたり愛され続けるおでん種・練り物の専門店です。

店頭での対面販売でおでんの種が購入できます。

お店は二代で営まれており、店頭では二代目が笑顔で接客、奥の厨房では先代が黙々と野菜を切っています。その丁寧な手仕事こそが、美味しさの秘訣でした。

2代でお店を営まれています。

専門店の自慢のラインナップ

美味しいそうなおでんの種が20種類近く並んでいます。
  • シャキシャキの「ごぼう天」: 柔らかすぎず、固すぎない絶妙な火入れ。周りを包むふわふわのすり身と、中のごぼうの「ボリッ」とした歯ごたえのコントラストが、食べる楽しさを教えてくれます。
  • ピリ辛がクセになる「もみじ揚」: もやしと人参が入った人気メニュー。野菜の食感と後引く辛さが絶妙で、少し炙ればお酒のおつまみに最高です。
大根や玉子、なると、しらたきなども販売しています。
  • 子どもが夢中の「あげボール」: 素材の味が活きたシンプルな美味しさ。我が家の子どもたちもパクパクと競うように食べてしまいました。
  • 専門店ならではの層の厚さ: 旨味が凝縮された「野菜揚げ」や、ゲソがゴロゴロ入った「いか天」、子供が喜びそうな「ウインナー巻」など、20種類もの種が並びます。
おでんもあります。

店頭では煮込まれたおでんも販売されており、ビニール袋にたっぷりの汁と一緒に入れてくれるスタイルは、コンビニでは味わえない情緒があります。最近ではこうした専門店が減っているため、遠方からわざわざ買いに来る方が増えているというのも頷けます。

蒲吉さんのお店の外観。
店名蒲吉商店
住所〒173-0031 東京都板橋区大谷口北町80−3
営業時間10時00分~18時30分
定休日日曜日
電話番号0339561531

毎朝の仕込みが作る、濃厚な甘み。「豆腐の和泉屋」

豆腐の和泉屋さん。

蒲吉商店のすぐ隣には、昭和36年創業の豆腐店「和泉屋(いずみや)」があります。こちらも毎朝早くから店内の作業場で豆腐を仕込む、こだわりのお店です。

豆腐の和泉屋さんの外観。

濃厚豆腐と「外カリ中トロ」の厚揚げ

ふわふわのおぼろ豆腐160円。
中がトロトロの生揚げ160円。
  • 大豆香る自家製豆腐: 大豆の香りがしっかりと感じられる、濃厚で甘みのあるお豆腐。これぞ「本物の豆腐」という風格です。
  • 絶品の厚揚げ: 自宅のトースターで焼いてみたところ、衣はサクサク、中はトロトロ。少し醤油を垂らすだけで、悶絶級の美味しさでした。
油揚げ90円。
  • 出汁を吸い込む油揚げ: 煮物に入れれば出汁をしっかり吸って主役級に。焼いて生姜醤油で食べるのも絶品です。
  • 嬉しいおまけ: 手作り店ならではの新鮮な「おから」が安価で手に入るのも、地域の方に愛される理由です。
店名豆腐の和泉屋
住所〒173-0031 東京都板橋区大谷口北町80−3
営業時間9時00分~18時30分
定休日日曜日
電話番号0339562884

大谷口が誇る「名店コンビ」で最高の冬を

軒を連ねる2軒のお店。

「蒲吉商店」でおでん種を買い、そのお隣の「和泉屋」で厚揚げや豆腐を揃える。この贅沢なリレーで揃う具材は、間違いなく今夜の食卓を最高のご馳走に変えてくれます。

大量生産には真似できない、職人の「手仕事」が詰まった大谷口の味。皆さんも、この冬の温かい出会いを探しに、パステル宮の下商店街へ足を運んでみてはいかがでしょうか。

この記事を書いた人

なりチャン

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