2026年5月8日、成増3丁目の静かな住宅街に、鮮やかなブルーの外装が目を引く一軒のカフェ&レストランが産声を上げました。その名は「35cafe restaurant」。

2025年末に惜しまれながら幕を閉じた名店「KAJAH」の跡地にオープンしたこのお店は、扉を開けた瞬間に島国スリランカのビーチサイドへと誘ってくれるような、開放感あふれる空間です。

13種のスパイスが織りなす「本場の味」


こじんまりとした温かみのある店内では、アーユルヴェーダの考えを取り入れた、体に優しくエネルギッシュなスリランカ料理が楽しめます。

- スリランカカレープレート(1,300円) 13種類のスパイスを贅沢に使用。3種類のカレーと色鮮やかな副菜を、お皿の上で「混ぜながら」食べるのがスリランカ流です。メインはチキンかポークを選べ、複雑な香りと旨味が口の中で完成していく過程はまさに至福。

- チキンと野菜のカレー(1,000円) 11種類のスパイスにココナッツミルクを加えた、マイルドでコクのある一皿。辛いのが苦手な方にもおすすめです。

- ヌードルチキンカレー(1,000円) スリランカ風の焼きそばとカレーをワンプレートに。現地の日常を感じさせるユニークな組み合わせです。


午後のひとときには、芳醇な香りのセイロンティーやスイーツも用意されており、カフェとしての利用も可能です。
成増・板橋に広がる「世界の食卓」

実はこのお店のすぐ隣には語学学校があり、成増エリア全体を見渡しても、ベトナム、インド、ミャンマー、韓国……と、国際色豊かな看板が街の景色を彩っています。
板橋区内を見渡せば、2025年に上板橋にオープンしたスリランカ食材専門店「ニロッカ(NIROCCA)」など、特定の文化に深く根ざしたスポットが増えていますが、成増で本格的なスリランカ料理が楽しめる場所は非常に貴重な存在です。
地域のリアル:多様化する教育現場 最近では、近隣の高島第二小学校で在校生の約3分の1が外国籍になるなど、教育現場でも「日本語教育」が喫緊の課題となっています。成増の学校でもクラスメイトの国籍は多様化し、子どもたちは日常の中で「世界」と接しています。
カレーの向こう側に見える「持続可能な社会」
人口減少が進む日本において、私たちはどのように「持続可能な社会」を築いていくべきなのか。

「35cafe_restaurant」のカレーを混ぜ合わせながらふと考えます。異なるスパイスが混ざり合うことで一つの深い味わいが生まれるように、多様な国籍や文化を持つ人々がこの成増という地で混ざり合い、新しい日常を形作っていく。
そんな「多文化共生」のヒントが、この一皿の中に隠されているような気がしてなりません。
青い壁の向こう側で、スパイスの香りに包まれながら、異国の風と街の未来を感じてみませんか。
📌 店舗情報

- 店名: 35cafe_restaurant
- オープン日: 2026年5月8日
- 住所: 東京都板橋区成増3-22-34(東武東上線「成増駅」徒歩5分)
- 営業時間: 11:00〜21:00
- 定休日: 不定休






