2025年も残すところあと数日。今日は年末の買い出し客で活気あふれる「高島平中央商店街」にやってきました。

ここに来ると「あぁ、今年も終わりだな」と実感させてくれる、高島平の台所。再開発の足音が聞こえる中、変わらぬ活気を見せる商店街の様子をお届けします。

■ 圧倒的な安さと活気!「フレッシュランドマツヤ」



まず足を運んだのは、青果の「マツヤ」さん。 店頭には、野菜や果物に加えて、金時ニンジンや鈴廣のかまぼこ、伊達巻といったお正月食材がズラリ。店員さんの威勢のいい声が響き渡り、これを聞くと「高島平に戻ってきた!」という安心感があります。


特筆すべきは、やはりフルーツの安さ。
- オレンジ7個:100円
- グレープフルーツ3個:100円
- キウイ1パック:200円
驚異の価格設定は、板橋区内のスーパーを巡っても、マツヤさんが随一な気がします。

今年はみかんの出来も良いようで、三大名産地の食べ比べも楽しそうです。
■ 揚げたての香りに誘われる「ちばや」とお肉の「ジャンプ」







向かいの「ちばや」さんでは、コロッケやとんかつの揚がるいい香りが漂っています。 その場で揚げてもらえる温かさは、寒い冬には本当にありがたいですよね。一人暮らしの方にも嬉しい数十種類のお惣菜や、手作りプリンも絶品です。大晦日には「海老天」も登場するので、年越しそば用に見逃せません。


また、精肉の「ジャンプ」も大賑わい。 年末限定のハムや、ちょっと奮発したい高級牛肉などが飛ぶように売れていました。ちなみに板橋区内のジャンプの中で、「いたばしPay」が使えるのはここ高島平店だけ。還元キャンペーン中はさらにお得にお買い物が楽しめます。
■ 意外な店名の由来!?お米とたばこの「ナリマス」


商店街の中でもひと際ユニークなのが、お米屋さんの「ライスショップ ナリマス」。 高島平なのになぜ「ナリマス」?と疑問に思っていたのですが、実はかつて周辺にあった5店舗のうち、役員の方が成増住まいだったことから名付けられた1軒が残ったのだとか(他にも「ニシダイ」や「タカシマ」などの名称があったそうです)。

店頭で愛煙家たちがたばこをくゆらす光景は、商店街の日常の一コマ。かつて「いたばしPay」でたばこが買えた時期には、カートンどころか段ボールで購入する猛者もいたという伝説のお店です。
■ 変わりゆく街、33街区のゆくえ


賑わいを見せる一方で、少し寂しいニュースもあります。 高島平33街区は将来的な取り壊しが予定されており、商店街の店舗も移転を余儀なくされています。


9月に行われた説明会では、UR都市機構より以下のような方針が示されました:
- 新設タワーマンション(約110m)の低層部への移転
- 団地内の「継続管理区域」への移転




店主の方々からは「全店舗が入れるのか?」「抽選になるのではないか?」といった不安の声も上がっています。業態に合わせた設計や床面積の確保など、課題は山積みです。

高島平の象徴とも言えるこの元気な商店街の姿が、形を変えても失われないことを願わずにはいられません。
■ まとめ:今、この賑わいを噛みしめる


再開発という大きな変化を前にしても、今年の年末も高島平中央商店街は温かく、力強いエネルギーに満ちていました。

便利なタワマンも期待されますが、やはり「顔の見える関係」でお買い物ができるこの商店街の雰囲気は唯一無二のもの。お正月準備がまだの方は、ぜひ足を運んでみてください!

