【子供と電車】思い立って東武東上線。上福岡で歴史と縁(ゆかり)に触れた、10分間の弾丸旅

子供の有り余るエネルギーに圧倒され、「これは外に出ないと持たない……!」と家を飛び出したある日の夕方。

「電車に乗りたい」というリクエストに応え、成増駅から東武東上線に揺られる無計画な旅に出かけてきました。

成増駅で「ReHacQ」記念乗車券を無事ゲット!

出発の際、ふと思い出して駅員さんに尋ねたのが、いま話題のReHacQ(リハック)記念乗車券。

発売からわずか1週間ですが、すでに半分以上が売れているという人気ぶり!なんとか無事に手に入れることができ、幸先の良いスタートとなりました。

和光市の車窓から思う、変わりゆく景色

埼玉方面のホームに降り立ち、どこへ行こうかと考えながら電車へ。 夕方の車内は学生さんたちで賑わっていました。

和光市駅で和光国際高校の生徒さんたちを見かけ、ふと「和光高校はバイパス建設で廃校になるんだよな……」としみじみ。かつてTravis Japanが文化祭にロケへ来ていた光景を思い出し、時代の移り変わりを感じます。

目的地は、以前から気になっていた上福岡駅に決めました。

上福岡の恩人・星野仙蔵氏と「90000系」のルーツ

上福岡駅に降り立ち、北口ロータリーへ。 まず驚いたのは、馴染み深い東武ストア上福岡店が建物の老朽化で閉店・建て替えになるというニュース。

板橋区民にとっても身近なスーパーだけに、当たり前にある景色がなくなる寂しさを感じます。

その東武ストア1階出口のすぐそばに、今回の目的地である星野仙蔵氏の石碑がありました。

星野仙蔵(ほしの せんぞう)とは? 東武東上線の創設に尽力した上福岡の名士。船運会社「福田屋」を営み、衆議院議員も務めた人物です。2026年にデビューする新型車両「90000系」のデザインには、かつて荒川水系を走った「高瀬舟」のモチーフが取り入れられていますが、まさにその高瀬舟を走らせていたのが星野氏だったのです。

星野真里さんのご実家、歴史を繋ぐタバコ屋さん

さらに、星野仙蔵氏のご子孫が、女優の星野真里さんであることも有名な話。 駅ロータリーの目の前という一等地に、ご実家が営むタバコ屋さんがあります。

少しお店の方とお話しさせていただきましたが、今もご家族で大切に営業されているとのこと。飲み物も販売されているので、歴史散策の合間に立ち寄るのにもぴったりな場所です。

滞在10分!子供の熱意に押されて成増へ

ゆっくりカフェでも……と思いきや、ホームに電車が来るたびに子供が「あれに乗らないと!早く乗らないと行っちゃうよ!」と大急ぎ。 結局、上福岡の滞在時間はわずか10分ほど(笑)。そのまま成増駅へとんぼ返りすることになりました。

旅の終わりに

夜は餌を与えに来る方が多いので寒い中、餌待ちをする鳩。

成増に戻る頃にはすっかり日も暮れていました。

ReHacQの切符を追加購入しようかとも思いましたが、忙しそうに働く駅員さんの姿を見て断念。

2人で食べようと思い大盛にしたけど、子供はちょっとしか食べず…

最後は子供のリクエストで文殊さんでそばを食べ、図書館で本をお借りして、ようやく家路につきました。

あちこち歩き回ったけれど、こうした無計画な「寄り道」もたまにはいいかもしれませんね(子供も寝付きも心なしか良かったかもしれません)。

この記事を書いた人

なりチャン

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