【開店@高島平】「下田流」2号店がオープン!師匠ケンさん・庄司さんから受け継いだ“爆発する創造性”の現在地

高島平で圧倒的な支持を得るパン屋「下田流」。

その店主・下田シェフが、30歳という節目の年に新たなステージへと踏み出しました。

2026年4月9日にオープンした待望の2店舗目は、パンとコーヒー、そして夏には「かき氷」が主役となるカフェスタイルです。

今回のオープンにあたり、下田シェフの原点である修行時代のエピソードを紐解くと、この新店舗に込められた想いがより深く見えてきます。

伝説の「ブーランジェリーケン」での5年間

下田シェフがパンの道に入ったのは20歳の時。修行先は、板橋が誇る名店「ブーランジェリーケン」でした。

下田流にも並ぶあんバターサンドの原点。

ここで過ごした5年間が、今の「下田流」の骨格を作りました。

  • 師匠・ケンさんから学んだこと: パン作りの技術はもちろんのこと、最も影響を受けたのは「アイデアを形にする発想力」。
大谷口にある庄司さんが営む「なないろ」
  • 先輩・庄司さんの存在: ケンさんや、当時共に切磋琢磨した先輩の庄司さんたちから、妥協のないパン作りへのDNAを継承しました。
下田流にも並ぶ無骨なベーグル。

ケンさんから学んだ「常識に囚われない自由な発想」は、今も下田シェフの創作の根底に流れています。下田流のパンを食べた時に感じる「驚き」は、この修行時代に培われたイズムそのものです。

独立時の決意「日本一のパン屋になる」

25歳で独立し、高島平駅から決して近くもない市場通りに自身の店を構えた下田シェフ。当時の内装は非常に簡素なものでしたが、それは「すべてのエネルギーをパンに注ぎたい」という想いの表れでした。

月曜日は定休日のはずが、裏メニューが並ぶ⁉

オーブンや素材には徹底的にこだわり、自身の感性を爆発させる。その結果、訪れるたびに新しいパンに出会える「パンの美術館」のような唯一無二の場所が完成しました。かつての師匠や先輩たちが築いた板橋のパン文化を、下田流という形でさらに進化させ続けてきたのです。

パンの枠を超えた「下田流」の進化

独立から5年。下田シェフの活躍は、もはやパンの枠に収まりきらなくなっています。

今回のカフェオープンにあたり、一からコーヒーを学び直した際、シェフはある気づきを得たと言います。

「コーヒーを抽出する温度や角度で、味が劇的に変わる。この繊細な感覚は、必ずパン作りにも活かせる」

10年前、ブーランジェリーケンで学び始めた下田青年は、今や「コーヒーの抽出を科学的に分析し、得られた学びをパン作りにフィードバックさせる」ほどの求道者となりました。

氷のオブジェが象徴する、新たな挑戦

テーブルに移る逆さ富士のごとき氷富士。

店内には、ディズニーランドの造作を手掛ける業者が制作した「氷のオブジェ」が鎮座しています。冷たくも美しいその輝きは、日差しを浴びてフルーツが美味しくなる頃から始まる「かき氷」への情熱の象徴です。

日本一のパン屋さんを目指す下田シェフ。

下田シェフのフィルターを通すと、あらゆるモノが新しく解釈され、美味しく生まれ変わる。高島平の市場通りが、いつか「パンと食のテーマパーク」になる日も、そう遠くないかもしれません。


【ショップデータ】

  • 場所: 東京都板橋区高島平7-26-1
  • 4月の営業日: 14.16.18.21.23.25.28.30日(9:00〜17:00)
  • システム: * 現金・いたPayのみ
    • 下田流で購入したパン持ち込みOK(バルミューダ完備)
    • ワンドリンクオーダー制
  • 下田流かき氷(@shimodaryu_kakigoori)

おまけ

今は板橋区の高島平で活動する下田シェフですが、ご出身は練馬区の有楽町線沿いとのことで、成増にもよく訪れていたそうです。今はMEGAドンキ成増店がダイエーだったころ4階のランランランドでコインゲームに興じていたそうです。成増民として、なんだか嬉しいです。

この記事を書いた人

なりチャン

なりますチャンネルは、成増をベースに東京の城北エリア(板橋・練馬)の地域情報を地元目線でリアルタイムにお届けしていきます✉「子どもたちが地域の方々と触れあい、地域をもっと好きになってほしい」という想いで2022年頃に始めました。月間55万PV(2026年1月)。