2026年2月27日、石神井川に架かる「下頭橋(げどばし)」のすぐそば、下頭橋六蔵尊の並びに新しいコーヒーの聖地が誕生しました。

旧川越街道と川が交差し、歴史と自然が交差する場所にオープンしたのは、「下土橋焙煎所」。日当たりが良く、広くとられた間口からは心地よい光が差し込み、日常の喧騒を忘れさせてくれる開放感に満ちています。

飲食店店主から「焙煎士」へ。人生の新しいリズムを刻む

店主の廣瀬さんは、もともと東武練馬の北町周辺で飲食店を切り盛りされていました。

しかし、体調の変化をきっかけに「夜型から昼型へ」と生活をシフトすることを決意。そこで選んだのが、以前から情熱を注いでいたコーヒーの世界でした。

アメリカ雑貨を愛し、アメカジをスタイリッシュに着こなす廣瀬さん。そのこだわりは豆のラインナップにも色濃く反映されています。


希少なコロンビア産の品種や、幻のコーヒーとして知られるジャコウネコの豆(コピ・ルアク)など、コーヒー愛好家も唸るセレクトが常時20種類前後揃っています。
「生豆」から選ぶ贅沢。注文を受けてから始まる丁寧な手仕事

下土橋焙煎所のスタイルは、どこまでも誠実で贅沢です。

- オーダー焙煎: 産地や農園にこだわった生豆を選び、注文を受けてからその場で丁寧に焙煎。
- 渾身のハンドドリップ: 店内提供も、注文が入ってから豆を砕くところから始まります。
- 香りを引き出す魔法: 大柄な廣瀬さんが、最大限の香りを引き立たせるように静かに、丁寧に湯を注ぐ。その所作の一つひとつに、豆への敬意が感じられます。

地域の「止まり木」として。変わりゆくメニューと変わらない温かさ

「現在は、お客さんとのコミュニケーションを通じてお店を形作っている最中」と語る廣瀬さん。今後、メニューも少しずつ進化させていく予定だそうです。

以前の飲食店の常連さんが廣瀬さんの顔を見に訪れたり、地元の家族連れが散歩の合間にのんびりと羽を休める。駅からは少し離れた場所ですが、ここには石神井川の流れのように穏やかで、悠久の時間が流れています。

日常の中でちょっと一息つきたくなったとき。下頭橋のたもとで、あなたのためだけに焙煎された至福の一杯を楽しんでみませんか。


【店舗情報】
- 店名: 下土橋(げどばし)焙煎所
- 住所: 東京都板橋区弥生町52-1 クレセール中板橋1F
- 営業時間: 11:00~19:00
- 定休日: 月曜日
- オープン日: 2026年2月27日

